|
テーマ:好きなクラシック(2295)
カテゴリ:趣味
このタイトルで、評論家の大木正純さんという方の講座でした。
20世紀の真ん中今から50年ぐらい前の演奏と今現在人気のある演奏家、指揮者の演奏を聴き比べて、クラシックにもトレンドがあるというお話。 時代が求める演奏というのがあるというのが、聞き比べると、本当に違うのが、良くわかった。50年ほど前は、重々しく、重厚なのや、みやびやかな演奏スタイルが好まれたけど、今は、軽く、技術的に優れてものを好む傾向があるようだ。 でも、何も忙しくあわただしい現代にそのような演奏スタイルがいいとばかりには、思えないとの事。私も共感する。 ゆったりした演奏もなかなか良かった。特に弦楽四重奏の場合は。 講師の方のお薦めの弦楽四重奏団は、「パノハ四重奏団」。 ![]() オペラの場合、弦楽四重奏の場合、ピアノの場合など11曲をセレクトして、その中で何曲かを除いては、最初の部分だけを聞かせてくれたが、なるほどな~と思った。 数ある演奏家のなかで、世間の評判に流されずに、自分がこの人こそと薦められるように好きな演奏家を見つけて、周りの人に薦められるような企画をして欲しいとの言葉で終わった。 音楽を初めとして、芸術は、個人の感性によって、好き嫌い、良い悪いは、かなり違うと思うのよね。人それぞれ受ける感想も違うと思うし。 また、テクニックだけでなくて、良い演奏家、埋もれてる演奏家を見つけ出すのが難しい時代とも言ってらした。 特にオペラ歌手の場合など、うれているうちにドンドンと稼がせようというマネジメント側の思惑から、使い捨ての時代?とも言われてるようだ。 人の心を打つ演奏そういう演奏こそが、一番の演奏家と言えると聴衆側に立つ私は、思います。 そうそう、その講座の最後に、紹介された青柳いづみこさん。偶然、夕刊に載ってました。 ![]() それも、あの「筆子その愛」の筆子さんの復元されたピアノを弾いた方としてです。そして、また興味深いのは、彼女のお兄さんは、その筆子さんが尽力された「滝乃川学園」で暮らしてるそうです。 こうなると、彼女のピアノの音色もまた尚更に、聞いてみたくなりました。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 27, 2007 03:34:53 PM
コメント(0) | コメントを書く
[趣味] カテゴリの最新記事
|
|