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テーマ:楽器について♪(3626)
カテゴリ:趣味
先日終了した音楽講座ですが、昨日は、そのオプション講座がありました。
今回の講師は、ピアノ調律技術者であり、ピアノプロデューサーの高木裕氏とゲストとして、ピアニスト稲本響さん。 こちらでは、音楽が聴けますね。 ピアノの歴史と主にスタインウエイについてとピアノの調律によって、どれだけ音色が変わるのか、ご自身が今やっておられるピアノをコンサートホールに持ち込んでのコンサートの意味などをお話された。 以下簡単に書けば、 ピアノは、ヨーロッパでは、室内楽として発展したが、アメリカで大ホールでの演奏となり、大きな音量が必要とされて、改良されるようになった。 スタインウエイはアメリカのメーカーで、改良されたものは、それ以前のドイツ製などとは、まるで、音の大きさが違うものになった。 日本は、世界に類を見ないほど大ホールが多くて、またピアノの各家庭の保有台数も200万台とこれまた稀な国だそうです。 その割に、世界的なバイオリニストは、日本から出てるのに、世界的なピアニストが出ないのは、何故か?などというお話もおもしろかったです。 かつての職人が丹精こめて、計算尽くされたスタインウエイのピアノは、今や名前だけは、同じでも、ピアノとしては、全く異質のものが、機械化されて作られてるにすぎなくなってるという話。 ホロヴィッツ、ルビーシュタインのような巨匠は、ピアノも自分のを持参してコンサートをした。ピアニストによって、調律も変えるのは、何故か?などおもしろい話でした。 ただ、ちょこっと同じ話を繰り返されたので、時間が最後たりなくなってしまって、せっかくのピアニスト稲本さんの演奏が3曲予定が、2曲になってしまったのが、残念でした。 同じピアノの中身を二種類用意して、片一方は、あまり響かない仕様にしたものを入れ替えて同じ曲を二回稲本さんが弾いてくれた。 調律の違いを実際に聞き比べるというもの。これは、確かに納得でした。 できたら、もう一度、生で、稲本さんの演奏を聞いてみたいな。 昨日も大満足の講座でした。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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