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テーマ:大人の雑学(76)
カテゴリ:雑学ノート
今日からパラリンピックが始まりますね。中国では、大急ぎで、身体障害者用の設備を準備したようです。
さて、そんな中国ですが、近くの国でいて、漢字を使うという共通点がありながら、今ひとつ良くわからない国。 先日、いつものように、本屋さんのNHKのテキストコーナーを覗いていて、おもしろそうなのを見つけて買ってきました。知るを楽しむの歴史に好奇心「日中二千年 漢字のつきあい」 歴史に好奇心(2008年8ー9月)」 これは、昨年放送されてものの、再放送のようです。 読むとなかなかおもしろいです。 韓国ドラマを見て、韓国語を勉強してると、日本と韓国には、同じ言葉がたくさんあることを知ります。同じ漢字語圏なので、そうなのでしょう。以前、ブログのリンク先のhappyベアーさんが、韓国語と日本語は、お互いに影響しあってきて、似た使い方をしたりするようになったと書いてある本の紹介をしてました。 今回のテキストを読むと同じ事が中国語と日本語にもあるのだなということがわかります。 中国においての漢字の紀元。エジプロでのヒエログリフにも似て呪術的な雰囲気を持つものだという事や。日本では、元々は文字がなかったこと。 もちろん漢字は、中国から入ってきたものです。でも、日本語にあった言葉を漢字にあてはめたりといった、使い方を最初はしてた。 だけど、それが、幕末から明治において、アメリカの言葉を訳するにあたって、たくさんの新しい言葉、漢字を日本人が編み出したこと。例えば福沢諭吉が初めて日本にリバティーを自由と訳すことにし、それが逆に中国や韓国で同じ意味として使われるようになった来た事。 そういうたくさんの新しい漢字(意味)が出来て、中華民国という国の名前の3分の2までもが、日本から逆に中国に輸出された漢字だという事。 すごく興味深いことがたくさんかかれてます。 また中国人の国民性。面子(メンツ)を重んじる国だから、ニクソンと周恩来との乾杯の時に周恩来は、ニクソンのグラスの位置が同じ高さになるように細心の注意を計ったなんてこと。 こういうのは、多分、韓国人もすごく似てると思います。「馬鹿にするのか」という単語がよく韓国ドラマに出てくるけど、「無視するな!」と言うんですよね。無視するすなわち、馬鹿にする。 そういう点には、日本人はあまり敏感でないと思います。個人的にも国としても。 そんな両国の違いのことや、漢字の読み方が何通りもあるのは、日本だけの事だとか。江戸時代に漢文を訓読する方法は編み出されたという事。 落語に詳しい方ならご存知なのでしょうが落語饅頭怖いのルーツは、、中国の笑い話とか。 知らなかった事が「そうなんだ~!」とすごく解りやすくかかれてます。 だからと言って、私は中国語を習いたいとは今は思いはしないけれど。いつかそういう日が訪れるかもしれないものね。 もう先月放送は終わってるのですが、まだテキストはありますよ。オリンピックや、パラリンピックを見て、中国に興味を持った方には、お薦めです。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、クリックお願いしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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