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夢中人

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2008.12.20
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カテゴリ:日々のまにまに
知ってる人は知っている、東京都世田谷区は三宿交差点近くの不思議な印鑑やさん、山本印店。
店主は桃仙と名乗る、ご老人である。
彼は幼少のころ3度臨死体験をし、霊能力を備えた。
彼の彫る印鑑は、キムタクやキョンキョン、名だたる大会社の社長さんなど地位も名誉も手に入れた人々から熱い信頼を得て、一時は行列のできるはんこ屋さんとして名を馳せた。
とにかくその印鑑はすごいらしい。
自社ビル建てた、とか儲かったとか、結構俗っぽい願望がアッサリ叶う。
結婚できたとか、こどもが出来たとか。
何より、店主の霊視が、ハンパないらしい。
何にも言ってないのにズバズバ言われ、怖くなったという人多数だ。
そして必要がないと店主が判断した人には、印鑑を作らないという。


その存在を知ったのは、ほんとうに偶然だったの。


数か月前、とある食事会。
恋人と別れたばっかりだったあたし、広告代理店勤務男性ばかりのその場で、来年に向けての抱負を語ってた。
「来年は~、まじでアゲでいきますよ!!運気をねっっ!!呼び寄せてねっ」
うん。有言実行ってわけじゃなきんだけど。夢は口にだしてれば叶うってあたし思ってて。
とにかく思ったことはすぐに他人に、いっぱい話すことにしてる。


「運気?あのささくらちゃん、三宿の印鑑やサン知ってる?」
うち一人が突如、言った。
「はぁ?印鑑?知らないです~、うさんくさ~」
ゲラゲラ笑いながら流そうとしたら、それでも彼は言うではないか。
「運命変わるはんこなんだってよ。うちの部署の女の子も、もう2人作ったよ」
え~ほんとですか~、さすが広告代理店、情報の守備範囲広いッスね~なんて言いながらもその話が妙に心に残り、うちに帰って検索してみた。


確かに山本印店が「信じてはいけない霊能者」リストに載るほど有名な印鑑やサンなことは間違いなかった(っていうのも、そのリストにはありとあらゆる有名ドコロが載ってるのよ。叩かれるのは一流の証って言うじゃない)。



たくさんのブログにもその感想は掲載されていて、それぞれが思いを語り、興味深い。
半信半疑の人も、傾倒しちゃってる人もいる。
あたし、精神世界のお話とかスピとか大好きだけど、それがすべて!じゃないもんで、あんまり濃くて胡散臭いのは生理的にダメなんだ・・・。
それは依存であり、責任転嫁。自分を切り開くことにはならないと思ってるから。
すくなくともあたしの生きるスタイルに、そんな依存みたいなべったりした関係は必要ない。
だけど個人で仕事してるもんで、あたし自分で請求書も作るし、そのたびに印鑑押すもんだから、どうせ毎月押すなら押すたびアガるような印鑑がいいな、なんて思い始めた。
大体今まで無頓着すぎたかも。
あたしが使ってるハンコ、全部もらいものなんだもの。


それから、印鑑が欲しくなった理由がもうひとつ。


なんだか下半期偶然にすべてが大きく動いたあたしの人間関係なんだけど。
そのきっかけとなったのは、箱根神社参拝からに間違いはない。
そのとき、あたしは九星気学の先生に箱根神社と九頭竜神社、白竜神社を案内してもらった。
これも友人の誘いで偶然に実現したショートトリップだったんだけど、そこであたしの命題には、“印綬”という性質が大きく影響していることを知る。
印を授ける、という意味の印綬、あたしも専門家じゃないからよくわからないけど、プライドが高く、高圧的で理屈っぽい・・・なんて嬉しくない内容ではあったんだけど。
だけどこの印綬の説明が心に残っていたの。
「印を押すのは自分を押すのとおなじ。曲がっていれば自分が曲がります」


ここまで繰り返し響くキーワードに“印”があるなら(ほかには霧島・塩竈・パリ・NY・龍・出雲・葛城・草間彌生)、それは呼ばれているのかも、なんて、即翌日電話をしてみた。


この山本印店、今現在は月曜日から木曜日までしか電話の予約を受け付けない。
前日の12時から翌日分の予約を受け付けるという形式を取ってる。
これがさー、噂にたがわず繋がらないのなんの。
ブログたちにも書いてあったから覚悟はしたけど、自由が丘の愛光堂(パワーストーンの大人気ショップ、店主兄妹が“みえる”ひとらしい)しかり、幸せって忍耐が必要なのねん。だって1年間繋がらなかった人もいる(!!そのひと相当忍耐あるね、そのパワー仕事に向ければいいのに)っていうのよ。
しっかし、呼ばれたはずなのにヘンね、なんてクビかしげながら、その時はさっくりあきらめた。
あたしだっていくらすちゃだらに仕事してるからって言っても、そんなに平日ヒマなわけでもないし。ま、繋がらないってことはまだ時期じゃないのかもなんて思う気持ちも、実はあった。


だけど数日後の夜、ベッドの中で。
ふと、思いついたんである。


「あ、明日の仕事が中止になったら、電話しなくっちゃ」


そう思った瞬間に、電話が鳴る。
「あ、さくらちゃん?明日の現場、雨っぽいから中止ね、よろしく~」


ひ~~~~・・・さすがに怖かった。
呼ばれた。
こりゃ行かなきゃね。


翌日、電話をしたら、10分で繋がった。
もちろんコンサートチケットとるときみたいに家電話&携帯駆使。だって今日繋がらなかったらそれはあたしの怠慢だ。呼んでもらったなら、ベストを尽くすのが礼儀だ。
だけど、繰り返し響くぷー、ぷーという音を聞くたび、「必ずつながる」と、確信してたの。


「2時15分はいかがですか」
「大丈夫です」
「お持ちの印鑑すべてもってきてください」
「はい、お願いします」


すぐに電話が繋がった人は、先祖が何かを伝えたがっているという(って、すぐに繋がった系のひとはみんな書いてた)。
・・・呼んだのは、誰なんだろう。


とにかく妙齢で未婚の女性は、「子供を産め産め」言われるらしい。
まちがいなく言われるだろうな・・・とそこは素早くハラを括る。
しかも好みの?女子には「アンタはいい女だ」 など、霊能者でなければセクハラじゃないの?的な(笑)発言も飛び出すらしい。
いや~ん。アタシもセクハラされちゃったらどうしよ~ん♪なんてのんきに思ってたオバカさくら。
実際の鑑定?結果はもっとずっと、ショックなものだったんである。





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Last updated  2008.12.21 01:52:08
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