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カテゴリ:神社
伊雑宮(いざわのみや)
■御祭神 天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
内宮の別宮のひとつですが、神宮の元宮あるいは元伊勢とする説もあるとか。 志摩国一宮と称せられ、「磯部の大神宮さん」とも呼ばれるそうです。 ここのことを知らない人は伊雑宮を「いざわのみや」とは読めません。 私は昔、荒祭宮(あらまつりのみや)を「こうさいぐう」と読んで笑われたことがありますが 伊雑宮はそのまま「いぞうぐう」とも呼び称されているようです。
参拝したのは昨年の9月。 強烈な陽射しのため思うような写真が撮れず、なかなかUPする気になれなかったのです。 御贄地にふさわしい土地であるとして、倭姫命がここに宮を建てたと伝えられています。 神宮外で天照大神を祀る神社ということで 瀧原宮と並んで「天照大神の遙宮(とおのみや)」と言われています。 別宮では荒祭宮、月讀宮、瀧原宮に次ぐ社格を誇り 神宮では唯一「御神田(おみた)」を持つ神社。 伊雑宮の御田植式(おたうえしき)は日本三大御田植祭として有名。 (他のふたつは香取神宮、住吉大社の御田植祭)
宮地はさほど広くはありませんが、 天に向かって湧上がるような御神気漂う境内です。 近鉄・上之郷駅から歩いて5分ほどの場所ですが、 電車を利用される場合は本数が少ないので、 帰りの電車の時刻表を確かめて参拝することをお勧めします。
私はいつも、ここから神宮参拝をスタートします。 伊勢市駅で下車せず、そのまま上之郷まで行くのです。 少し足を伸してでも、参拝する価値は充分あります。 伊勢に行くときは、伊雑宮と瀧原宮は外したくないと思います。
毎年伊勢に行っていますが、今年はまだ機会がありません。 このブログを書きながら、行きたくてたまらなくなってきました。 伊雑宮には佐美長神社などの境外所管社があります。 次回はそれらも参拝したいと思います。
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