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カテゴリ:神社
新屋坐天照御魂神社(宿久庄) 大阪府茨木市宿久庄5-17-1 ■御祭神 天照皇御魂大御神(中央正殿) 天照国照彦火明大神(左座) 天津彦火瓊瓊杵大神(右座) 天照皇御魂大御神(あまてらすすめのみたまのおおかみ)とは 天照大神なのでしょうが、なんとなく違和感を感じる御神名です。 他の二社の新屋坐天照御魂神社と同様の御祭神 「天照御魂大神」のカモフラージュかと想像してしまいます。 先の記事でも書いたように、高山右近の「焼き討ち」を逃れるための策かも知れません。 同じ茨木市内にある神社のサイトによれば、 高山右近は織田信長に倣って 牛頭天王、天照大神、春日大神、八幡大神の神社は焼かなかったのだとか。 拝 殿 織田信長の比叡山延暦寺焼き討ちなどは有名ですが、 織田信長が神社も破壊したとか、高山右近が寺社を破壊したかどうか 伝承はあるようですが、実際はどうだったのか。 ただし中世・戦国時代には兵火の被害や 領主の政策により衰退した神社は多いようです。 天皇陵と思しき古墳に城が築かれた(高槻市・今城塚古墳) そんな時代だったようですから。 邪馬壹国畿内説の人たちが卑弥呼の墓だと騒いでいるあの箸墓古墳にも 「山越え」の径があって、途中に茶屋もあったという話もあります。 高山右近はキリスト教徒だったため、 後世になって特に「悪役」にされたのかも知れません。 社 殿 御祭神の天照皇御魂大御神がカモフラージュではなく、 本当に天照大神のことであったとしても 身を護るために御祭神を変えた可能性は高いのではないでしょうか。 何も知らない「よそ者」である私が勝手な想像ばかりしてはいけませんが、 この神社は他に特に語ることがありません。 住宅地の中にある小さな神社で、境内の一部は児童公園になっています。 参拝日は日曜日でしたが、子供の姿はありませんでした。 境内は清掃が行き届いており、 この日もご年配の女性が黙々と落ち葉を拾い集めていらっしゃいました。 社殿裏 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.01 21:37:03
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