夢を追いかける者の思いとは。
午前中、某ホテルへ来年の結婚式の打ち合わせに。久々にネクタイを締める。夏場はクールビズの流れで半ば公認気味のノーネクタイで通すが、それ以外の時期はTPOに応じて服装を考慮。毎日スーツにネクタイだった会社員時代からすると、たまに着用するスーツは新鮮味があり、ネクタイも革靴も滅多に使用しないので、傷みが少ない。知っている方に出会うと「今日は何事ですか?」とまで聞かれる始末だが、気分が引き締まると同時にリフレッシュできて結構いいかも。 昨日から催し続きで、今晩は劇団ドリームカンパニーさんの創立15周年記念ミュージカル「フレンズ」~宇宙(ソラ)にアナタがいるかぎり~を鑑賞するため博多座へ。思い起こせば、こちらの劇団との出会いは5年前の「金子みすず物語」競演で、その時の舞台が博多座であったこともあり非常に感慨深い。今年が15周年ということは出会った頃が10周年で今の私と同じ境遇だったわけだ。その劇団を率いる代表・徳満亮一氏の冒頭の挨拶(パンフレットより)が印象深かったため以下引用。「15年前、6畳風呂なしの古びた部屋で産声をあげた小さなミュージカル集団。それがドリームカンパニーでした。柴崎康二、石村昌子を始めとするフレンズたちとコップ酒をあおっては夜通し夢を語り合い、時には言い争い、それでも理解しあい、若さに任せて続けてまいりました。続けてこれたことが奇跡です。でも、途中であきらめようとは考えませんでした。それは、いつもご支援くださる多くの皆様のお顔が脳裏にあったからです。あの人の期待を裏切ってはいけない。あの方に不誠実ではいけない。その信念が、私を突き動かしてきた最大のエネルギーです。」私の仕事と表現方法の違いはあるが、自分の好きな道を突き進む者の「思い」の部分では共通するものがある。第三者が評論家的に批判するのは簡単だが、当事者にとっては毎日が試練の連続だ。そんな私より5年も年長の起業家に心より拍手を送り、祝福の花束を捧げたい。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま40位に。