西野亮廣著『夢と金』。
久々の新刊書籍読破。キッカケはわかり易いタイトル「夢と金」と日経新聞の書籍紹介広告欄。私は著者のことをほぼ知らないが、広告欄の宣伝文句に刺激されて。さすが幻冬舎!購入はもちろんメルカリで(笑)。エンタメ系の仕事に携わる者にとって大いに役立つ内容ダイジェスト(赤ペンチェック)は以下のとおり。・お金は「お金を上手に使ってくれる人」のところに集まる。・「高価格帯の商品」をなくしてしまうと、待っているのは「お金に余裕がない人からお金をとる世界」。・『プレミアム』とは「競合がいる中での最上位の体験」で、『ラグジュアリー』とは「競合がいない体験」のこと。『プレミアム商品』の値段を決めているのは「お客さん」、『ラグジュアリー商品』の値段を決めるのは、ラグジュアリー商品を取り扱っている人間だ。・『プレミアム』=「高級」;『ラグジュアリー』=「夢」=「認知度」ー「普及度」ラグジュアリーを作るには、「『認知度』-『普及度』」の値を大きくする必要がある。・「ブランドになれない人間が、お金持ちじゃない人に、これまでよりも少しでも高く商品を買ってもらうためにはどうすればいいか?」・満足ラインを超えた技術(パフォーマンス)の名は「オーバースペック」と呼ぶ。「オーバースペック」は自己満足であり、お客さんの満足度にはカウントされない。・ファンは「安く買いたい人」じゃない。ファンは「応援したい人」だ。・「感情」はプライスレスだ。人が惚れる立ち居振る舞いを学び、心を奪え。・「応援シロ」=「目的地」-「現在地」「応援シロ」がない限り、キミに「ファン」は生まれない。・ECサイトではファンは生まれないけど、クラウドファンディングではファンが生まれる。キミの「目的地」とキミの「現在地」を晒し続けるんだ。キミのファンは、その延長戦上にいる。・狙いを定め「ファン創造」のコストを支払って、ファンを生み出せ。・飲食店を経営する時は、お腹が減る&酔いが醒める仕組みを店内に内包する。・人類誕生から今に至るまで、不便のないところに、コミュニケーションは生まれていない。機能で差別化を図れなくなった現代においては、その「コミュニケーション」こそが最大の付加価値になっている。キミの商品の中に「不便」を戦略的にデザインするんだ。・世の中には「必要な不便」と「不必要な不便」があって、僕らは「必要な不便」にお金を支払っている。・コミュニケーションがないと「顧客」は「ファン」にはならないし、コミュニケーションがないとお客さん同士は繋がらない。・自分の商品の周辺に「不便(解きがいのある問い)」を戦略的に配置して、コミュニケーションを生むんだ。・商品を高く売りたいのなら、「何を売るのか?」を明確にした方がいい。・「良い借金」とは「リターンが確実に見込める投資に使う借金」のことだ。・世界は”最初に勝った人間”を贔屓し、”最初から持っている人間”を贔屓する。・これまで一体どれだけの夢が「お金の知識不足」「お金の古い固定観念」で殺されてきたのだろう?「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。☆拙著『好き飯』博多の人力車 裸一貫起業術2019年mjn11月21日発売!〜雇われず『好き』な仕事で『飯』を食う〜※「独立起業」なんか無縁で、今の職場で一生安泰だと思ってる方には、お薦めしません。Written by 人力車の博多人力屋以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。↓起業・独立ランキング ご支援クリックいつもありがとうございます。ただいま18位に。