半月でもちょっと違う
昨日は皆既月食が運良く見ることが出来ました。食の最大期の直後から見ることが出来たのですが、少しずつ月の右下のあたりから白く光り始めるのも綺麗でした。満月に変わってゆく途中で写したこの写真、(ペンタックスDA55-300 300mm f/8 1/20 iso-200)良く判るようにトリミングしました。いつもの半月の状態とは違い、影と光の境界がぼやけた様になっていて、月食の時ならではの状態です。普段であれば、光と影の境界部分にあるクレーターと山になっている部分がまるで目の前に有るかのように綺麗に見え本当に光と影がピタッと線状になって分かれて見えます。でも月自身の陰ではなく、地球の陰でできた半月状態では、地球の大気の部分で光が拡散されてしまうのでハッキリと分かれません。昨日の夜に、データーを整理していて気づいたんですけれどね。こうして考えると、影一つとっても宇宙での出来事は面白いですね。