カテゴリ:絵本
みて、ほんだよ! 文:リビー・グリーソン 絵:フレヤ・ブラックウッド 訳:谷川 俊太郎 光村教育図書 言葉はほとんどない本で、私たちの想像力が試されます 表紙を開くと 「本は私たちをどこまで連れてってくれるのだろう?」 とあります 解釈は人それぞれだと思うので、私の思うところを書いたところで、ネタバレにもならないし、答えそのものを書いたことにもならないと思います それを踏まえた上で、皆さんは私の考察をどのようにお考えになるでしょうか おばあさんがどこからかガラクタを拾ってきた ここはスラム街 貧しい人たちが暮らしている おばあさんは気付かず、1冊の本を落とした それを拾ったのは男の子と女の子 兄妹だろうか 本って知ってるけど、2人には簡単に手に入るものではない ものめずらしくて、2人は夢中で本を読んだ 11ページあたりからか、2人は空想の世界へと入っていく ゴミに思われし、布なのか、ビニールなのか、とトタン それらを組み合わせると、空飛ぶじゅうたんになった 体が小さくなったのか、はたまた、ものが大きくなったのか、コーヒーカップを傘にしたり、船にして大海原へ漕ぎ出してみたり 空想から戻り、本をおばあさんのところへ届けにいく 本を届けると、おばあさんはそれを読んでくれた 今度は3人で空想の世界へと入っていく 彼らが知っているのは、ゴミだらけのスラム街だけ おばあさんが話してくれる街を、ゴミで見立て、自分たちはペットボトルの飛行船で、上空からその様子を伺う 気付けば、ほかのスラム街の子どもたちも夢中でおばあさんの話を聞いていた 本の世界は無限だ 裕福か、そうでないかに関わらず、想像する力があれば、いろんな世界に行き、いろんな体験ができる 誰にでも平等にそのチャンスを与えてくれるのだ 私の思ったところはこんなところでしょうか 皆さんはどう捉えるでしょうか ご意見をお聞かせ頂けたら幸いです #絵本 #みて、ほんだよ!#森の小さな絵本カフェ #絵本くらぶ #絵本で友だち 森の小さな絵本カフェ https://ehonjapan.wordpress.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.12 14:09:18
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