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2017年06月27日
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「源氏物語」「葵(あおい)」の巻に、夕霧の「出産祝い」のことが
記されています。「葵」の巻の原文(下の写真右から7行目ー10行目)に、
「ゐん(院)をはじめ奉(たてまつ)りて、みこ(親王)たち、
かんだちめ(上達部)のこるなきうぶやしなひ(産養)どもの
めづからにいかめ(厳)しきを夜ごとに見のの志(し)る」
と記されています。現代訳は次の通りです。
「源氏の君と葵の上との間の御子(のちの右大将夕霧)のご出産を祝い、
桐壺院(前・桐壺帝)を始めとして、親王方・上達部(かんだちめ)が
残らずお越しになられ、多くの珍しくご立派な出産のお祝いを
夜ごとに見て大騒ぎをしている」
葵の上の出産
原文の「夜ごとに」は、複数の夜を表しています。
これは、生まれた子を祝い出産後三日、五日、七日、九日目の
祝宴が開かれていたことによるものです。
また、この原文の中には、一条御息所(みやすどころ)の
ねたみが記されています。10行目以下の原文には、次の通り記されています。
「かの宮すどころ(御息所)は、かかる御おりさまをき(聞)き
給(たま)ひても、ただならず」
自分の愛する源氏の君の子を、他の女性が選んだことを
ねたましく思っている様子が短く描かれています。
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最終更新日  2019年06月17日 01時13分43秒
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