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カテゴリ:読書
駆け込みで、返却期限に間に合いました。
殺人者の顔ヘニング・マンケル/著 内容(「BOOK」データベースより) 雪の予感がする早朝、小さな村から異変を告げる急報が入った。 駆けつけた刑事を待っていたのは、凄惨な光景だった。 無惨な傷を負って男は死亡、 虫の息だった女も「外国の」と言い残して息をひきとる。 地方の片隅で静かに暮らしていた老夫婦を、 誰がかくも残虐に殺したのか? イースタ署の面々が必死の捜査を開始する。 スウェーデン警察小説に新たな歴史を刻む名シリーズ開幕。 先日読んだ「目くらましの道」(その時の感想)が面白かったので シリーズ第一弾に挑戦しました。 今回も突然残虐な事件が起こり 犯人の顔も 予想もつかない。 外国人が犯人だと言う噂が一人歩きし また別の殺人も行われる。 (ここら辺はどこの国でも同じですね) 主人公は人間味溢れる中年刑事ヴァランダーですが 奥さんには離婚され 愛娘は放浪しており ひとりぼっちの哀愁漂う中年刑事で 少し滑稽であり、気の毒なんです。 その分事件に賭ける情熱は素晴らしく 自分の危険も体力も顧みない、熱血刑事。 でも、心の中はズタボロ。 飲酒運転もしちゃうし。 なんだかな~とも思う。 物語の中盤を越えるまでは 事件がいっこうに進まず じりじりと、いらだつ市民の気持ちがよく分かり。 そのかわり、終盤にかけていっきに物語が加速します。 このスピード感がたまりません!! とにかく、面白かったです~ シリーズ物って、最初は読むのになかなか時間がかかるのですが 第二作、三作と続けるうちに 読み方が分かって来て 登場人物も把握出来て どんどん面白くなりますね~ なので、次も速攻借りて来ようと思っております。 リードベリのその後も気になるしね。 ◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇…◇ 今日は、長男が深夜から腹痛を訴えて 少年野球はお休み。 と言う事で束の間の休日を過ごさせて頂きました。 本を好きに読み しばし休息。 久しぶりだ~この開放感。 何事にもお休みは必要です。 体も心もね。 体調は元に戻りつつあります。 この寒さは身にこたえますけどね・・・ 皆様お風邪などひかれませんように・・ ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月29日 20時21分06秒
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