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まあちゃん9541@ はるさん、ありがとうございます! 血圧が高いとのことですが、要注意その1…
西日本d@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) ご連絡ありがとうございました。 今では指…
はるさん@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 「こけた」そうですがその後膝はいかがで…
まあちゃん9541@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) elsa.さんへ。。。 いや~、参りました。…
まあちゃん9541@ さっちゃん9さんへ。。。 こんにちは~ ありがとうございます。お…
さっちゃん9@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) どうぞどうぞお大事に!!  体作りは出…
elsa.@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) こけた後が大変ですね。 痛みや歪みが身…
まあちゃん9541@ Re[1]:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 志津ママさん > 私もよくこけるので他人…
志津ママ@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 私もよくこけるので他人事ではない(汗)…

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2004.11.24
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 どれほど社会が均質化しても、県民性はどこかに残る。歴史や風土が醸す、いわば地域の風合いのようなものは、薄まることはあっても、なかなか消えない。

 高まっていく離婚率のデータを都道府県別にみていたら、ずっと全国最下位あたりにいる県が目にとまった。新潟である。高率の都府県と比べると、半分ほどしかない。新潟のなにが、離婚を喰い止めているのだろうか。

 「県民性の日本地図」(文春新書)を書いた武光誠さんは、新潟県民をこう分析する。大家族で世話をする手が多いから、男性はどうしても甘えん坊に育てられがちだ。言い換えれば、家族の中での居心地がいい。だから男性は、なにごとも家族中心で考え、働き者になる。

 では女性はどうだろう。「苦労をともにするなら越後女」という言い方があるそうで、武光さんは「忍耐強く自立的で世話好き」と読み解く。新潟は共働き率がきわめて高い。夫婦がこうして支えあっていると思えば、低い離婚率もうなずける。

 新潟県を襲った中越地震からきょうで一ヶ月。阪神・淡路大震災の際、時の流れの速さを感じたが、新潟の被災者も「もう一ヶ月か」だろう。疲れが体を重くし、気分が沈みがちになるころでもある。風土がはぐくんだ夫婦や家族の結束力で乗り切って、と願う。

 ただし気になるデータが一つある。酒蔵が多いので、清酒を飲む量も全国屈指である。大震災では、孤独感や不安を酒で紛らして体調を崩す人が多かった。中越の被災地からそんなニュースが届きませんように。。。






 更に、災害列島の今シリーズ4 として、24日付けの新聞には、「雪国仕様」の地で倒壊と題して家屋について書かれていました。

 「この辺りの家は雪の重みに耐えられるよう、柱を太くし、基礎もしっかり造ってある。それで助かったんだ」

 新潟中越地震で被害を受けた長岡市内の山沿いにある集落。農家の男性は、土壁は落ちたものの、倒壊を免れた築約30年の自宅を少し誇らしげに見上げた。

 中越地方の雪は水分を多く含む。屋根に1メートル積もると、1平方メートル当りの荷重は約300キロになる。柱はや梁への負担を減らす工夫がいる。屋根に軽い金属板を使う家は、住宅金融公庫が2002年に融資した新築住宅のうち、新潟県で47%、兵庫県は6%だった。

 コンクリート製の基礎が、地上から高いことも特徴だ。兵庫の平均44センチに対し、新潟は70センチで全国1位。地震でも、高くて頑丈な基礎の方が地盤の変化に対応できる。コンクリート造りの車庫や倉庫の上に木造の居住部分を載せた「高床式」の住宅も多く、これが基礎代わりになっていた。


        糸巻きのライン



 それでも、倒壊した住宅があった。中越地震での全半壊は約7700棟(23日現在)に上る。死者40人のうち9人は、土砂崩れを伴わない建物倒壊による犠牲者だ。

 木造の耐震構造に詳しい建築家の田原賢さん=奈良県御所市=は、構造に大きな被害を受けた住宅を調べた。すると、壁の量の少なさやバランスの悪さが目立った。柱や筋交いの接合部が、しっかり留められていない事例も見つかった。耐震性に肝心な基本が抜け落ち、阪神・淡路大震災と同じ状況だった。

 田原さんは「上から力がかかる雪の鉛直荷重と、横からの地震の水平力とでは、備えが違う。雪国仕様はほとんど役立たなかった」と結論づけた。

 一方、鈴木有・金沢工業大名誉教授(木質構造)は「本来の雪国仕様ならば、積もった雪に横から襲われるのを防ぐため、接合部をしっかり留め、壁のバランスも考えるはず。高度成長期に経済効率が優先され、中途半端になっていなかったか」と指摘する。

 被災地で調査した結果からは、「軟弱な地盤が崩れ、傾いた家が多い。揺れの強さにくらべ、構造上の被害で完全に倒壊した家は少ないのでは」との見方も示した。


        糸巻きのライン



 小千谷市内に住む50代の第九は、一つの仮説を話してくれた。

 「こっちの人は雪を恐れ、柱やどだいがちょっとでもシロアリに食われたり、腐ったりすると、直そうとする。それで倒れずに済んだ古い家もあるんじゃないか」と。

 00年10月に起きた鳥取県西部地震の被災地でも、丁寧にメンテナンスしているふるい住宅が多かった。建築年代による被害の差を調べた京都大防災研究所の林康裕助教授(地震工学)によると、甚大な被害を受けた日野町では、築百年を経過した住宅の全壊率が20%程度だった。

 対照的に、芦屋市では阪神・淡路の際、古いほど被害率が高く、1950年以前に立てられた住宅が70%以上全壊した。

 林助教授は、都市部と違い、地域に密着した大工が長い間、住宅を維持管理する文化が残っていることが一因とみる。「雪国であろうとなかろうと、老朽化は必ず訪れる。自分の家に常に感心を持ち続ける姿勢は、学ばなければならない」。。。






 当時、倒壊家屋を調べて、筋交いとかの補強が成されていない家屋に被害が多かったことが明らかになったけれど、建ってしまってからではわからない。建築途中の家を何回も何回も点検して、補強の点は大丈夫なのかもチェックしないと、壁に隠されてしまってからでは遅過ぎる。

 今から家を建てようとされている人には、こういうことも十分に頭において欲しいし、手抜きがあっては取り返しが付かないのだから、建築施工業者なども先ず安全ということを考えて欲しいと思う。

 姪たちが住む家と、義母が使う部屋を建てることになって、その基礎工事には驚いた。一体、どんなビルが建つんだろうと思うような基礎工事。果たしてこれが、今度来るといわれている南海地震にどう耐えてくれるのか。。。?来ないに超したことはないけれど。  





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Last updated  2004.11.26 10:33:53
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