母を眼科へ送迎する約束になっていて、母を降ろした後に時間つぶしをする場所は予め決めておいた。洲本市文化体育館・文化ホール。実は、11月24日に行われる、『~フォルテピアノの奏(かなで)~モーツァルトからの贈りもの♪』のチケット購入を決めていたので、迷わず駐車場へ。ところが、車の多いこと。何も考えないで来たけど、車が多いわけはロビーへ入って気がついた。そう!この『折り梅』が上映される日だったんだ。先ず事務所の人にボールペンを借りて、自分の携帯番号をメモしておいて、母の眼科診察が済んだら必ず行くことになっている調剤薬局へ連絡。その後チケットを購入して、今度は映画の上映場所となっているホールへ。チラシの一文を引用させていただきます。
『ありのままを受け入れよう・・・
それが家族の絆になった。
そして私の世界も広がっていったー
それは、ある日突然、平和な家庭にふりかかった・・・。
名古屋郊外のサラリーマンの夫・裕三とパート勤めの妻・巴、中学生と小学生の
子どもが二人の4人家族に、夫の母・政子が同居することになった。
ところが同居して間もなく、政子が変調をきたし始める。
雑巾を縫ってはそれを忘れてしまい、毎朝、巴に雑巾を渡す。
かと思えば、突然激昂し、巴が政子のためにつくったお弁当をぶちまける。
巴は嫌がる政子を病院に連れて行き、そこで政子はアルツハイマー型認知症と
診断されるー。
誰かに認められていると思えなければ
あるがままでいいと受け止めてもらえなければ
人はみな生きていけない。
「折り梅」は、義母がアルツハイマー型認知症になったことで崩壊しかけた家族が、
さまざまな葛藤を経て見事に再生した実話を通して、人間の無限の可能性を描いた
感動作である。その過程と思いもかけない展開は、観る者に素晴らしい希望を与えて
くれるだろう!!』
途中で連絡を頼んでおいた調剤薬局から電話が入り、敢え無く途中で退席してしまったけど、先日来学んだ『あるがまま』を受け入れるということの大切さを改めて学ぶ機会に恵まれたと思う。また、元気であるためにも趣味を持って沢山の人と出会う喜びを失わないことも大切。というわけで、今夜は「楽しい方の」コーラスの練習があり、家出となります。。。