思えば昨年6月から始まった『要約筆記通訳奉仕員養成講座』に参加して早1年が過ぎてしまった。初めての現場実習、そして実践などを重ね今年の2月ぐらいまでは出来る限りボランティアに参加していたのに、母の入院以降何故か私までもが体調不良の為、まともに参加出来ていなかったので、本当に久々の派遣。
式辞に沿って挨拶が進められる。これは既にパソコンにデータ入力されている。念の為に手書きの前ロールを用意しておいて、もしものときのためにロールを流していく。
一通りの挨拶、お世話される方々の紹介などが終わりひとまず休憩。問題はそれから。
堺市からわざわざ足を運んでくださった方の講演で、予め、テーマが10個ほど示されている。その中から何について喋られるのかはわからないから、前ロールを用意するなんてことは出来ない。
ホワイトボードに書きながら手話で説明されるのを、手話通訳者が読み上げてださり、それを要約筆記していく。
聴覚障害者を相手取った悪徳商法だったり、年金問題だったり。。。
必死に耳を傾けていても聞き取れない言葉があったりする。マイクに通る声の人、声が大きくなったり小さくなったりでまるで分からない人。こういう場合はかなり戸惑ってしまうから話される内容が途切れてしまう。かなり集中していても迷い始めたらペンを持つ手が止まってしまう。
やはり普段から、情報量を増やしておくより対策は無さそうだ。新聞の隅から隅までとはいかないまでも、話題にはついていけるだけの情報を自分の物にしておきたい。。。反省!