午後1時からのシフトだったため、結構長い時間テレビを楽しむことができた。土曜日だから、いつもの『4』じゃなく、敢えてNHKにチャンネルを合わせておいたら、早朝は近江商人のことを扱った番組。そして10時からだったか、「その時歴史は動いた」の再放送で、何と!驚くことに浅井長政を扱っている。浅井長政といえば、ご存知北近江に栄えた城主。やがて篭城となったとき、村人たちが決起してくれたことに対し、感謝に耐えないと手紙を遺したとのこと。
近江商人たちがどうして栄えることができたのか、そして浅井長政が今も尚地域の人々に大切に祀られているのか、「人を思いやる」その一言に尽きると感じ、二つの番組を通して、流石NHKさん!と二つの番組が同じ日に放送されたことが偶然なのかどうかはわからないけれど、何か意図するところがあってのことなのかな?と、そんなことを思ったのは歴史に学ぶことの余りにも多いことと感じたため。
やはり、安心して暮らせる世の中に。と、その思いで人の中に分け入り、それぞれの話に耳を傾け、争いごとなどを丸く治めることに尽力されたこと。そのお人柄が人々に愛されたこと。浅井様のためには。と地域の人々が一丸となって織田勢と戦えたこと。。。
歴史の中の一番大事な部分が私の中で欠落していたため、信長が、どうして比叡山を焼き討ちにしてしまったのか、全くわからなかったけど、今日になって、やっと納得できた次第。残念な結果は歴史が語るとおりでも、残念でならない。竹生島での連華会。戦乱の世でありながらも毎年行われるようにと願って浅井長政が寺を再興させたことなどなど。。。
今夜のうちに書き留めておきたいと頑張ってはみたけれど、やはり上手くは書けない。ただ、浅井長政が目指そうとした政治と、近江商人たちの目指した商人魂。共通している部分が多いと感じたのは私だけではないと思う。