私自身、目のトラブルが元で高校を卒業以来10年勤めた職場を去ることになったから、尚更一生お世話になる“目”のことには慎重になってしまう。勿論今は、メガネ。かなり視野そのものが制限されるけれど、コンタクトレンズのケアの煩わしさに比べればはるかに楽。。。と、決してメガネ屋さんの回しものではありませぬ故。。。
今日付け地元紙くらし欄で見つけたこのタイトル。そのまま引用させていただきます。
『「こすり洗い」小まめに
新素材の登場で使いやすさが増しているコンタクトレンズ。毎日交換するタイプ以外は毎日のレンズケアが必要だが、実際にしている人は少ないようだ。ケアを怠ると、目のトラブルにつながる恐れもある。
コンタクトレンズ大手のチバビジョン(東京)は今年9月、一週間で交換するタイプのソフトコンタクトレンズを使っている女性約2百人に意識調査を実施した。
それによると、「目がごろごろする」「乾燥が気になる」といった不具合を体験したことのある人は全体の約8割に上った。原因については、長時間にわたる使用などレンズの使い方にあると考える人が多かった。
しかし所敬(ところたかし)・東京歯科大名誉教授(眼科学)によると、正しいレンズケアをしていないために、トラブルが起こる場合があるという。
毎日交換するタイプを除けば、ソフトでもハードでも、レンズの消毒やこすり洗いといった毎日のケアが必要だ。
ケアが不十分で、タンパク質や汚れが付いたまま使っていると、異物感や乾燥感の原因になる。カビや細菌が繁殖していれば、感染症を起こす可能性もある。
今回の調査では「20回以上のこすり洗い」という正しいケアをしている人は、わずか6.3%にすぎなかった。
また多くの人は医師やケア剤の販売員からケアの指導を受けていたが、「面倒くさい」ことなどを理由に、サボっている実態が明らかになった。
所名誉教授は「自分のレンズに合った正しいケアを続けるとともに、3ヵ月に一度は眼科医で健康診断を受けた方がいい」と話している。』
私の場合はソフトコンタクトを使っていたので、毎日の煮沸消毒が欠かせなかった。これは問題無しとして、私の場合、レンズを外した後は裸眼のままでいたためにかなり目を酷使していたと思う。裸眼のまま、手紙を書いたりしていたのだから。普通は度のゆるいメガネでカバーすることになっているのに、自分に合った度のゆるいメガネを持っていなかったため、一旦角膜に傷をつけて、コンタクトレンズが使えなくなっとき、たちまち仕事さえできない状態に。角膜に傷がついた状態では視力検査さえ無理なのだとかで、仕事を休むしかなかった。このことが私を追い込んでしまった最大の原因。まぁ、要因はいくつもあったかも知れない。結局は精神的に弱かったということ。
配食サービスの仕事に就くとき、就業前研修のような形で、とある特別養護老人ホームの厨房を手伝ったとき、やはりコンタクトレンズを使用している人。漂白剤が目に飛び込んだのだとか。しかも、原液。あんな痛いことはなかったと話してくださり、今は平気でコンタクトレンズも使えるようになったとのこと。
コンタクトレンズを入れていると、玉葱を扱っても全然目に痛くない、という話。扱う量そのものが違うから、これは有力な話なのかも?
でも、私自身は、二度とコンタクトレンズを使おうとは思わない。でも、現在使っている人には、ケアを怠らないで欲しい。痛いこと、そして目が見えなくなる?という恐怖。誰にも味わって欲しくないから。