画像は随分古い、近くのスーパーへ年末に訪れた淡路人形座の人たちによる戎舞いのものですが、大体戎様はこんな感じ。
最初に9本の三味線による演奏。息もピッタリ合っていて素晴らしかった♪ さぞや練習は大変だったと思う。1本だけが弱くなっても駄目だし、絶妙なバランスだったのじゃないかな。教える方は大変だと思う。
そして、戎舞い。いつもの様に、お酒を飲む言い訳が、施設の人々の健康を祈って一献。のように、決して観客のことを忘れない口上は、微笑ましものがある。
船の上から釣りあげられたのは、何と、大きな苺のぬいぐるみ。利用者さん、多分5月にお誕生日を迎えられる人だと思う。本物の苺をプレゼントされていたようだ。そして、母の日の花束。最後は何と言っても、鯛。コレが無ければ始まらない。これも利用者のお二人が協力して、無事に収穫。で、しきりに『おもたい』と司会の、郷土部顧問野先生が仰っていた。なかなか面白い先生だった。一生懸命頑張るこどもたちを一心に見守って欲しいという思いが伝わってくるようだった。
三番目に登場したのは、牛若丸と弁慶。弁慶の人形はかなり重いのだそうで、なかなか扱いが大変そうだった。しかも使い手は女生徒。しかも、本日が初舞台とのこと。
三味線だけでも淡路人形浄瑠璃にはならないし、語りの、義太夫さんたちだけでも勿論困る。総勢何人の人が集まってくれただろう。みんな一生懸命だった。利用者さんたちからは孫、ひ孫の世代かな?
母にも姪の娘の顔を知らせてやりたかったのに、終わったら便意に襲われた母。なのでそのまま3人と施設の人で部屋へ戻ることに。
準備と、後片付けにみんな大変だったと思う。でも、こうした出張公演の機会が結構多いなら、撤収作業も良い勉強になったのかな。本当にお疲れ様でした!