入所したときは、松葉杖が外せなかった母。人工股関節手術を一体何度繰り返しただろう。その結果が松葉杖。要介護認定を受けるために、母が唯一眼科以外でお世話になっていたのが、整形外科だったから、仕方なくその整形外科へ。そうしたら、何と！画像を見せられたら、手術を拒むことはできなかった。私が思うに、夜の集会に出ていて、方向を誤った為に、シルバーカーごと用水路へダイブした。というようなことがあったらしく、正直に話せば良いものを、母はどうやら痛みに耐えていたようで、ダイブ直後には結局受診しなかったのだ。
介護認定審査票を、どうして眼科では書いていただけないのか。 幸いというべきか、内科では問題が無い母は、眼科と整形外科しかかかったことがなく、勿論かかりつけ医なんてのも居ない。眼科が駄目なら、と仕方なく整形外科へ連れて行った。それが間違いだったのか。と思うような、手術の宣告だった。
退院しても松葉杖を外すことができなかった母が、どういうわけか、カートの様なものを頼りに歩くことができるようになった♪ ただ、全盲のため、常に補助が要ることになる。でも、自力で、車椅子を使わずに歩くことができるなら、これにこしたことはない。まぁ、車椅子でも母は何度も整形外科での手術を体験しているため、スイスイと、多分私などより上手に車椅子を操ることができると思う。目さえ見えれば。
冬用の衣類がまだあったようで、袋に入っていた。なので、それを持ってコインランドリーへ直行。繊維の種類をセレクトできるから、こちらで洗剤など用意しなくても洗って貰えるのが大助かりだ。乾燥までしなくても、それは家で干すことができるのだし。
その間、気になっていた家の裏側の処理のことについて、あれこれ考えてホームセンターをぶらり。でも、ブロックを持ち運ぶには車を離れたところに置いたしなぁ、と悩んで、友だちが居る、ショッピングセンターへ。姿がないので携帯メール。即行で返事。どうやらお店にいらしたらしい。と、休憩も兼ねてお店を訪ねると、やはりいらっしゃってお喋り。面白いことに、共通のお友達というのが、私が以前お世話になっていた管理栄養士さん。なので、彼女のことを聴いたり、と話題は尽きない。ハム仲間でもあるし。
と、そのお店にいらっしゃった大工さんと言う人が、話を聴いてくださり、見積もりを。ということに。でも、結論は、時間をかけてでも自分で何とかする。ということ。なので、今日は、ブロック売り場に近い場所に車を停めて。。。と思案している。
母には、寒天で作ったお菓子を届けたけど、前日（ココア味）のが残っていて、先ずそれを食べようということになった。食事タイムのときみたいにエプロンをして、手にはフォークを。そしてお絞りが出て、母は手を拭いている。結局は、私が口へ運んで介助した形になるけど、どうせ見えないのだから、自分で口へ運ぶことは不可能で、どうせお茶漬けみたいにかき込むのだろうから。母は美味しいと言ってくれた。これでお通じが良くなればもっとすっきりとした顔になるだろうに。現在の内服薬がどういうものか、そこまでは私は把握できていない。
