ホテル入口を入ると、もうコンサートの雰囲気が漂っている。ホテル従業員さんの物腰の由柔らかいこと。ちゃんと二人の女性が出迎えてくださる♪ ロビーを抜けて窓際に進もうとして見つけたこの花。かなり豪華で、流石にホテル!
会場の駐車場がある場所は、かつて徳島県は亀浦港と結ぶフェリーが発着していた場所。もう廃港となって何年になるだろう。岸壁とかは少し面影が残っているし、個人用と思われる船が波に揺られている。
長いスロープのような通路を上がりホテル入口へ。たった一度だけ来たのは、婦人会の集まり。なので、バスでホテル入口まで移動したので、スロープがこんなに長いとは思わなかった。上まで上がると車を留められるのかどうかわからなかったので、下の駐車場から歩くことにしたのだ。
“ハーブガーデン”が眼の前に広がる。なので、演奏される曲目も、因んだ曲を選ばれたのだとか。そしてスィーツも♪『ローズ』『カモミール』『ローズマリー』という曲が続き、観賞を楽しんだ後は、スィーツタイム♪ カモミールのアイスクリーム、ローズマリーのシフォンケーキミント添え、フルーツのタルト、ガトーショコラがワンプレート風に。とても若いパティシエさんには驚かされたけど、こういうのが作れる人は凄いな、と。(画像は。。。準備する前に既にお腹へ収まってしまいまして)
私的に感動したのは、フジコ・ヘミングが演奏されることでも有名な、リスト:ラ・カンパネラ。この会場で聴かせていただけるだなんて思っていなかったので、驚いた。
一人での参加だった私、どうやらフルーティストさんのご家族と一緒だったようだ。そんなこと知らずに、演奏会を企画した先生のお弟子さんご一家だとばかり。4人掛けの席だったから、それは仕方が無いけど、演奏者のご家族なら、先にそういう紹介をして欲しかったなぁ。
ここに来る前は、大鳴門橋記念館内の、淡路人形浄瑠璃館へ。ここでの公演が最後の日ということで、下題も特別に用意されたものが、午後3時30分から始まるとわかって、残念だったけど、ホテルでのコンサートを早くから予約していたので、後ろ髪を引かれる思いでホテルへ。
淡路人形浄瑠璃の発展については、既に他界してしまわれた元南淡町長 森 勝翁のことを忘れてはならないだろう。そのご令室さまがいらっしゃっていたので、ホテルへ向かう前に暫く歓談させていただいた。母とは3歳違いでいらっしゃるのに、まぁ、お元気なこと。母のことも案じてくださって、勿体ないこと。介護のかたが、たまたま母が整形外科入院中にお世話になったということで、私にとっては、尚更話をしないわけにはいかない人たちだったのだ。