362599 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

夢の先々(ゆめのさきざき)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2024.01.16
XML
カテゴリ:医療


『本山よろず屋本舗』​で紹介されていた本。
ここで紹介されている書籍はたいがい購入しているのだけれど、
今回も面白そうなのでご紹介^^



ベンジャミン・フルフォード著、『人殺し医療』から一部抜粋。​


* アメリカで最も多い死因は?

 医原病をご存じだろうか?

 おそらく知っている人は、皆無だろう。当然である。そもそも日本の医療関係者が「医原病」について語ることは、まずありえない。報道は、完全無視。毎週、どこかのチャンネルで必ず放送している医療ドラマが「医原病」を題材で取り上げたことは一度だってない。知りようがないというのが実情だろう。

 では、こう質問を変えよう。

 全米第1位の死因は何か?

 そう問われたら、たいていの人は、すぐさま「がん」を挙げるだろう。あとは心臓疾患、脳梗塞のいずれか。アメリカに限らず先進国では、疫病死や自然死が減って、がん、心臓疾患、脳梗塞が三大死因となる。それが一般的な「常識」であろう。そうして、私たちは騙されてきた。

 なぜなら全米1位の死因は「医原病」だからである。

 最新のデータ(2004年アメリカ)によれば医原病による死者数は、年間78万3、936人。第2位の心臓疾患が69万9、697人、がん(悪性新生物)が55万3、251人で第3位となっている。この調査結果は決していい加減なものではなく、アメリカで30年以上のキャリアを持つニューヨーク州NPO法人「アメリカ栄養研究所」の創立者であるゲーリー・ヌル博士の調査によるものなのだ。

 2000年にも権威あるアメリカ医師会ジャーナルで同様の内容が発表されている。こちらはジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins School of Hygiene and Public Health)のバーバラ・スターフィールド医師が医原病による年間死者数を25万人相当と推計。この数値の場合でも全米第3位にランクインする。ジョンズ・ホプキンス大学は、アメリカ医学会の名門中の名門、いわば西洋医学の総本山が「医原病」をアメリカの三大死因と公式に認めているのだ。

 アメリカで第1位、少なくとも第3位の死因ということは、日本を含めた先進諸国でも同様の結果となるはずだ。

 にも拘らず、その「医原病」を、私たちは、意味はおろか、言葉すら聞いたことがなかった。驚くべき事実というか、恐るべき現実、そう嘆きたくなる。

 医原病とは何か。ウィキペディアには、こう記してある。

 「医療行為が原因で生ずる疾患のこと。医源病、医原性疾患も同義」

 病院で治療を受けた結果、それが原因となって病状を悪化させて死亡したという意味となる。院内感染や投薬ミスなどの医療過誤、診断や処置を間違えるなどの医療ミス、医療関係者の技術的落ち度からくる医療事故、他にも薬害、医薬品の副作用、医療器具の不具合なども含まれる。

 まどろっこしい言い方はやめよう。

 アメリカ最大の死因は「医者」なのである。

 全米3位と見積もったスターフィールド医師は、その調査報告の中で「少ない数値が出やすい状況での調査結果だ。別の調査方法を採用していれば数値はもっと高くなっただろう」と認めており、医原病の死者数を78万人と見積もったゲーリー・ヌル博士の数値はかなり信ぴょう性が高いのである。

 全米で78万人。凄まじい数字である。ちょっとした大都市が、毎年、一つ、医者によって消滅している計算となる。言い換えれば、500人乗りのジャンボジェット機が毎日、アメリカの何処かで4機、墜落事故を起こしているのと一緒で、「病院」に行くというのは、毎日、墜落するジャンボジェットに乗り込むのと同じリスクという計算になる。

 ある特定のジャンボジェット機が毎日4機、必ず墜落していたら、果たして人々は、そのジャンボジェットに乗るだろうか? まともな人なら別の移動手段を考えるはずだ。

 ところが最初に述べたように、私たちは医原病という言葉すら知らなかった。ましてや、それが死因第1位という事実すら知らされていなかった。

 ここに医療問題の抱えている深い「闇」があるのだ。


 * 死因にカウントされない医原病

 全米で毎年78万人が医療行為によって亡くなっている。先のスターフィールド医師の調査報告では、医療行為によって死亡するケースだけでなく、それによって不具になったり、障害を被ったりする人数をアメリカで年間200万人以上と推計している。毎年200万人が医原病による重い疾患になっているとすれば、当然、それが原因で寿命を縮めて、別な病気を併発して亡くなるケースも出てこよう。その場合、直接の死因は、別の病気になるために医原病としてはカウントされない。実は、ヌル博士の78万人ですら、かなり甘い見積もりの可能性だってあるのだ。

 ところが、医原病の恐ろしさをいくら説明しても、大半の人は、「まさか?」「さすがに大げさだろう」と、なかなか真剣には聞いてもらえない。

 実際、本書の企画段階でも担当編集氏を納得させるまで、相当、苦労した。

 本書の担当編集氏は、何冊もの医学関係の本を担当し、さらに「医療ドラマを観るのが趣味」と、かなりの医学知識を持っている。その彼ですら「医原病」については、「聞いたことはない」といい、全米1位の死因と説明した際、はっきりと「嘘でしょう」と返答してきた。担当編集氏とのやりとりを一部、紹介したい。

 「確かに医療過誤、医療ミス、薬害などで、ある程度の人が障害を被り、病状を悪化させた結果、なかには亡くなる人もいることでしょう。ですが、現代医療で、それ以上の人が病気を治してもらい、科学的な医療の恩恵を受けている。医学は、トライ&エラーの繰り返しで、医原病的な失敗を反省し、改善していくなかで新しい治療方法が生まれ、画期的な新薬ができるんじゃないでしょうか」

 この担当編集氏の弁こそ一般的な常識人の反応だろう。誰もが「まさか医療行為が死に直結している」と考えたくないし、「病院に行くと死期を早めるか、もしくは病状が悪化する」など信じたくもない、そう思うのは理解できなくもない。

 では、こう反論しよう。本当に現代医療が健全ならば、医原病について堂々と死因の一つに挙げ、そのリスクも含めて、世の中に理解を求めていけばいいのだ。

 現実に医療ミス、医療過誤、医療事故は、頻繁に起こっている。薬害エイズ、薬害肝炎といった社会問題となった薬害事件だけでなくとも、薬の副作用で苦しんでいる人など、今や珍しくはない。抗がん剤などの副作用の激しい投薬が原因で体力を奪われて亡くなる人もたくさんいる。医療行為が、それこそ患者の命に関わるのは、ちょっとした手術や医療処置、投薬で患者さんから免責を含めた同意書を取っていることからも、医療関係者が一番理解しているはずなのだ。

 ならば薬の副作用や手術が原因で亡くなった人に対して、免責に同意して医者や病院に責任を問わない代わりに、死因をきちんと「医原病」としてカウントするのが、医療関係者としての誠意ではないだろうか。

 ところが、やっていることは「医原病」を隠蔽(いんぺい)することばかりだ。

 実際、日本では心臓疾患が死因の第2位で年間約18万人(厚生労働省調査2010年)となっている。高齢者が心筋梗塞などの病気で亡くなるケースは確かに少なくない。

 しかし心臓疾患が多い理由は、「原因不明」、もっといえば、医者や病院が原因不明にしておきたいとき、心不全で処理するためなのだ。心不全とは、要するに「心臓が止まりました」なぜ心臓が止まったのかには言及しないための「魔法の言葉」なのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.01.17 21:07:52
コメント(0) | コメントを書く


PR

Profile

Tera3

Tera3

Free Space

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【送料200円】オーサワの黒炒り玄米 330g
価格:1,380円(税込、送料別) (2024/4/4時点)







[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

オーサワ 枇杷種粉末〔分包タイプ〕 120g〔4g×30包〕
価格:3,132円(税込、送料別) (2024/4/4時点)




























Comments

kawahagi7@ Re:とうとう壊れたエヌティーカッター A-900(03/24) 初めまして NTカッターA900を検索していて…
うろうろ@ Re:ドライブレコーダー 常時録画 フルHD ★ QD-101(12/21) >オートパワーOFF(2分・5分・10分)、 …
DANDELION-GLOG@ Re:家庭のテレビでSkypeテレビ電話が簡単に「telyHD」(08/31) 勝手ですがお気に入りに登録させてもらい…
いっぺー@ はじめまして。 突然しつれいします。僕も昨日から印刷で…

Rakuten Card

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

© Rakuten Group, Inc.