カテゴリ:大相撲
北の湖理事長が辞任した
よかった。 大方の予想では、もう逃げ場がないくらい外堀が埋まっている、ということだったが、 なんせ旧態依然という意味合いでは国内に比類なき、一大組織・日本相撲協会である。 番狂わせなど朝めし前、タテが横でも、碁盤が縞でも、お上には絶対服従・・・かと。 北の湖理事長がしれっと居残るケースも想像していた。 ただ今の世の中をさらっと見回して、検討して、もう辞任以外では解決の道を開くきっかけ すら誘導できない、ということを理解していただけたのだろう。 いろいろあったけど(言いたいことはいろいろあるけど・・・)とりいそぎ、お疲れ様でした。 私は相撲協会の今後のために、組織改革、構造改革を完遂するための、第三者によって構成 される「組織委員会」(名称はなんでもいいので、この場合たとえば、ね。)の立ち上げを 今も強く期待している。 そしてその中心にいて欲しい人、その人こそ、脚本家の内館牧子先生だ。 失礼ながら私は彼女を「妖怪」と呼んでいる。 ***癖のある人を私はだれかれ構わず「妖怪」と呼ぶ。同居しているだんなさまの母も、状況 次第で「妖怪」と呼ぶ。 自分が1番、「妖怪」に近かったりするのに・・・ ![]() ![]() ![]() でもこれは「尊敬と愛情込めて」呼ばせていただいているのだ。内館さん、あなたは相撲界の 救世主になりうる方です。 どんなトーヘンボク・アンポンタンな、相撲知ったかぶり理事レベルの古株連中よりも勇ましい。 あの見た目が好きだ。何かやってくれそうな予感を感じないか ![]() 内館さんは心底、相撲を愛している、情熱を持っている。常に相撲を見守っている。 東北大学相撲部の監督を務めるくらい、相撲が好きなんだ、詳しいんだ。そして相撲が好きな人を ひきつける魅力を持っている稀有な人なんだ。 土俵は神聖だから、女性は足を踏み入れてはいけない。 それはわかる。そのポリシーは私も同意している。 でも組織委員会の頭領というだけで、何も初日と千秋楽に土俵上で挨拶したりしなくていい。 大相撲の改革の旗手として、その情熱と知識・幅広い視野を組織改編に昇華させ、その後は 大相撲のお目付け役として、陽のあたる場所にいて欲しい。 私はとにかく内館さんが好きだ。 これからも日本相撲協会の動向から目が離せないなぁ。 次の理事長は三重の海の武蔵川親方か。還暦土俵入りは引いたなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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