一番幸せな夜
7月31日土曜日・・・聖地マブダチ・ゆうくんと甲子園に参戦した。高速代をケチるために、京都にある名神の大山崎インターで降りて大阪に入ってブロ友と合流する予定だった。が、渋滞はないだろうし、景色は奇麗だろうし・・・と、おのぼりさん気分で京滋バイパスに入ったのがケチのつき始め(笑)踊る大捜査線のロケにも使用され、横浜の高速に化けた京滋バイパス。まるでSF映画のようなジャンクションに酔いしれて、ゆうくんとはしゃいでいたら大山崎インターを通り越して、ジャンクションから名神に降りてしまった!これでは何にもなりまへん。大きなロスタイムを発生させ、道中、私のお腹の急降下などのトラブルもあり思った通りの時刻に、聖地に到着出来なかった。とほほ。一緒に観戦したブロ友のお弁当。兵庫の三冠弁当?って名前だったかな?ちゃんとメモを残して、名称をきちんと伝えないとね。ご飯のところがダイヤモンドに、その上はスコアボードになっています。試合は5時間25分の死闘の果てのドロー。何度となく押しながら、決め手を欠いたように見える我が軍だが、言いかえれば、それだけドベも必死だったっちゅーこっちゃ。クソ采配もあったけど、毎度のことなので済んだことはよろしい。んなこと言う気力もなくなるくらい、応援で精魂尽き果てた。阪神ファンをやってきて、こんなに全身全霊で気力を込めて応援したのはたぶん昨日が生まれて初めてだとおもう。引き分けだったけど、食らいついて7,8,9回で追い付いた!特に9回、相手は当然守護神・岩瀬。彼の投じる一球一球に、心臓が止まりそうな思いがした。同点に追い付いてなお満塁。なのに出せた代打は、今季初打席の清水誉。ほぉぉ~、ライナービジョンにはこんなふうに表示されるのね・・・打席に立った実績もないから、打率も出ないわけなのね。「清水~、なんでもいいから食らいつけ~ここで打ったらお立ち台だぞ~、お立ち台だぞ~」必死の声援およばず、清水は食らいついて食らいついたあげくの三振。ゲームは延長戦、そしてドロー・・・中でも12回表の無死満塁を、安藤が無失点に抑えたのは圧巻だった。ところが・・・11回に安藤が登板したとき、甲子園は異様な空気に包まれブーイングが起きた。これも初めて体験する、ファンの厳しい目だった。このブーイングを聞いたとき、城島は涙が出そうになったそうだ。きっとキャッチャーとしての責任からだろう。けれどもプロは勝ってナンボなんだ。この状況を喝采に変えることができるのもまた、プロならではだとおもう。梅田行き・普通の最終電車に乗って帰路につき、御約束の横綱に着いたときは午前一時半だった。隣のカウンターのネギも持ってきてのテンコ盛り。いやぁ、クソマズそうなラーメンですね、ネギの嫌いな人にはたまりませんね(笑)ゆうくんが、聖地の仲間へのおみやげに、郷土のおせんべいを用意してくれました。本当にありがとう。その気持ちがすごくうれしいです。これをあげた隣の席にいた横浜から来たおにいちゃんも、今頃きっとせんべいを食べてゆうくんとの楽しい観戦を思い出しているんじゃないかな?勝利の六甲おろし専用の新作ボードのお披露目は、残念ながら持ち越しとなった。ゆうくんとはたぶん9月に、ゴミとの予備カードの日に再び来る。その日に優勝が決まるといいんだけどね。忘れていました。タイトルですが、なぜ「一番しあわせな夜」かというと、大好きな甲子園にとっても長く滞在できたからです。5時に入場して、11時40分ころまでいました。こんなにも長く、美しいナイトゲームに浸れたことが幸せだったのです。