テーマ:フランス語のお勉強日記(433)
カテゴリ:語学
昨年4月、イキオイで「フランス語のお勉強日記」というテーマを立てましたが、
立てた本人は全然フランス語のお勉強をしない状態になってしまいました(激汗)。 やはり実際に使用する機会がないとモチベーションが上がらない情けない野郎であります…。 さてそんな僕が久々にフランス語について書こうと思ったのが、 石原都知事の「フランス語は国際語失格」発言があったからです。 国外在住の方は知らない話だと思いますが、この発言…ウケました(笑)。 その内容とは… 「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする」 …と首都大学東京の支援組織設立総会で言ってしまったのです~。 僕のフランス語のレベルは大学の第二外国語でカジった程度ですが、石原都知事の意図するところはわかりました。 当時、語学が得意でない僕が驚いたのは「フランス語の数の数え方」でした…。 例えば、英語は20~90の十の倍数には”twenty”~”ninety”という名詞があります。 その名詞に一の位の数を足すと21~99までの数を数えることができます。 でもフランス語は違います。 まず1~10からみてみましょう。 1→ un (アン) 2→ deux (ドゥ) 3→ trois (トロワ) 4→ quatre (カトル) 5→ cinq (サンク) 6→ six (スィス) 7→ sept (セット) 8→ huit (ユイット) 9→ neuf (ヌフ) 10→ dix (ディス) ここは特に問題はありません。 ただ暗記するのみです~。 次に11~20にいってみましょう。 11→ onze (オンズ) 12→ douze (ドゥーズ) 13→ treize (トレーズ) 14→ quatorze (カトルズ) 15→ quinze (カーンズ) 16→ seize (セーズ) 17→ dix-sept (ディセット) 18→ dix-huit (ディズュイット) 19→ dix-neuf (ディズヌフ) 20→ vingt (ヴァン) ここでの注意点は17、18、19の数え方です。 1~16は固有の単語ですが、17~19はそれぞれ「10 + 7」、「10 + 8」、「10 + 9」の意味になります。 次は一気に21~69です。 これは一定の法則があるのでラクです。 21→ vingt et un (ヴァンテ・アン) 22→ vingt-deux (ヴァン・ドゥ) 23→vingt-trois (ヴァン・トロワ) 24→ vingt-quatre (ヴァン・カトル) 25→ vingt-cinq (ヴァン・サンク) 26→ vingt-six (ヴァン・スィス) 27→ vingt-sept (ヴァン・セット) 28→ vingt-huit (ヴァン・ユイット) 29→ vingt-neuf (ヴァン・ヌフ) 30→ trente (トラント) 31→ trente et un (トランテ・アン) 32→ trente-deux (トラント・ドゥ) 33→ trente-trois (トラント・トロワ) 34→ trente-quatre (トラント・カトル) 35→ trente-cinq (トラント・サンク) 36→ trente-six (トラント・スィス) 37→ trente-sept (トラント・セット) 38→ trente-huit (トラント・ユイット) 39→ trente-neuf (トラント・ヌフ) 40→ quarante (カラント) 41→ quarante et un (カランテ・アン) 42→ quarante-deux (カラント・ドゥ) 43→ quarante-trois (カラント・トロワ) 44→ quarante-quatre (カラント・カトル) 45→ quarante-cinq (カラント・サンク) 46→ quarante-six (カラント・スィス) 47→ quarante-sept (カラント・セット) 48→ quarante-huit (カラント・ユイット) 49→ quarante-neuf (カラント・ヌフ) 50→ cinquante (サンカント) 51→ cinquante et un (サンカンテ・アン) 52→ cinquante-deux (サンカント・ドゥ) 53→ cinquante-trois (サンカント・トロワ) 54→ cinquante-quatre (サンカント・カトル) 55→ cinquante-cinq (サンカント・サンク) 56→ cinquante-six (サンカント・スィス) 57→ cinquante-sept (サンカント・セット) 58→ cinquante-huit (サンカント・ユイット) 59→ cinquante-neuf (サンカント・ヌフ) 60→ soixante (ソワサント) 61→ soixante et un (ソワサンテ・アン) 62→ soixante-deux (ソワサント・ドゥ) 63→ soixante-trois (ソワサント・トロワ) 64→ soixante-quatre (ソワサント・カトル) 65→ soixante-cinq (ソワサント・サンク) 66→ soixante-six (ソワサント・スィス) 67→ soixante-sept (ソワサント・セット) 68→ soixante-huit (ソワサント・ユイット) 69→ soixante-neuf (ソワサント・ヌフ) 十の位と1を足すときは○○ et un となるくらいで後は規則的です。 さて問題は70からです。 70は突然「60+10」という意味のsoixante-dixになります (汗)。 では70~79をみてみましょう。 70→ soixante-dix (ソワサント・ディス) 71→ soixante et onze (ソワサンテ・オンズ) 72→ soixante-douze (ソワサント・ドゥーズ) 73→ soixante-treize (ソワサント・トレーズ) 74→ soixante-quatorze (ソワサント・カトルズ) 75→ soixante-quinze (ソワサント・カーンズ) 76→ soixante-seize (ソワサント・セーズ) 77→ soixante-dix-sept (ソワサント・ディセット) 78→ soixante-dix-huit (ソワサント・ディズュイット) 79→ soixante-dix-neuf (ソワサント・ディズヌフ) 70~76は「60 + 10」~「60 + 16」の意味ですが、 77、78、79はそれぞれ「60 + 10 + 7」、「60 + 10 + 8」、「60 + 10 + 9」の意味になります(汗)。 では80は「60 + 20」の意味のsoixante-vingtなのでしょうか??? いいえ、ここからは掛け算の世界がやってきます~(苦笑)。 80は「4×20」のquatre-vingtになります。 80→ quatre-vingts (カトル・ヴァン) 81→ quatre-vingt-un (カトル・ヴァン・アン) 82→ quatre-vingt-deux (トル・ヴァン・ドゥ) 83→ quatre-vingt-trois (カトル・ヴァン・トロワ) 84→ quatre-vingt-quatre (カトル・ヴァン・カトル) 85→ quatre-vingt-cinq (カトル・ヴァン・サンク) 86→ quatre-vingt-six (カトル・ヴァン・スィス) 87→ quatre-vingt-sept (カトル・ヴァン・セット) 88→ quatre-vingt-huit (カトル・ヴァン・ユイット) 89→ quatre-vingt-neuf (カトル・ヴァン・ヌフ) 81~89は「4×20 + 1」~「4×20 + 9」の意味になります。 では90は??? 答えは「4×20+10」という意味のquatre-vingt-dixです~(激汗)。 そして99は「4×20+10+9」という意味のquatre-vingt-dix-neufになります~。 90→ quatre-vingt-dix (カトル・ヴァン・ディス) 91→ quatre-vingt-onze (カトル・ヴァン・オンズ) 92→ quatre-vingt-douze (カトル・ヴァン・ドゥーズ) 93→ quatre-vingt-treize (カトル・ヴァン・トレーズ) 94→ quatre-vingt-quatorze (カトル・ヴァン・カトルズ) 95→ quatre-vingt-quinze (カトル・ヴァン・カーンズ) 96→ quatre-vingt-seize (カトル・ヴァン・セーズ) 97→ quatre-vingt-dix-sept (カトル・ヴァン・ディセット) 98→ quatre-vingt-dix-huit (カトル・ヴァン・ディズュイット) 99→ quatre-vingt-dix-neuf (カトル・ヴァン・ディズヌフ) 90~96は「4×20 + 10」~「4×20 + 16」の意味で、 97、98、99はそれぞれ「4×20 + 10 + 7」、「4×20 + 10 + 8」、「4×20 + 10 + 9」の意味になります。。。 足し算や掛け算ができないレベルの人はどうするんでしょうね?(笑) たしか僕みたいな半端なレベルのフランス語経験者にとってはわかりにくい数え方ですが、 公的な知事が「フランス語は数を勘定できない言葉、国際語として失格している」と発言するのはマズイのでは? 1000万円の慰謝料を払えとは言いませんが、謝罪くらいはあってもいいのでは? 先日の会見でも言い訳がましいことしか言ってないし、アイタタって感じです。 まあ、POSITIVEに考えるならば、フランス語の数の数え方がちょっと変わっているってことが広まったことでしょうか? ~~~ パンパカパ~ン♪ 本日7/17、体脂肪が目標の15%以下になりました~♪ ふふふ、何回計っても14%です~。 でも競争相手のCappuccino様が12%台なので、まだまだ精進、摂生が必要であります。。。 まあ、ダイエットに関しては「勝ち組」の僕…、理想体重より-6Kgであります。 体重を落とすだけ落としたので、これからは筋肉をつけていく予定です。 そこで購入したのがこれ↓ ![]() そう、プロテインであります。 今年中に体脂肪が一桁になるように頑張ります~! 目指せ、未来の「郷ひろみ」です~。 そういえば、日記の書き込み欄に色々な機能が追加されたのでこの場で実験してみます~。 ★LINKボタン→リンク先 ★MALEボタン→メール un deux trois cinq six なるほど…、だいたいわかりました。 よく使うタグが不要になるので便利になりますね。 === 最近、鑑賞した映画(7/14~7/17) ![]() 5点満点中4点 出演:ティム・ロス 2度目の鑑賞。 Q・タランティーノ、A・ロックウェル、R・ロドリゲス、A・アンダースが、それぞれ監督。 4話からなるオムニバス作品で。2度目の鑑賞。 ティム・ロスのおバカ演技が超~笑える。 「海の上のピアニスト」や「レザボアドッグス」の役とのギャップがありすぎ…。 脇役でMadonna、Antonio Banderas、Salma Hayek、Bruce Willisなどが出演。 _______ 今日の暗記表現 ☆Aren’t you the lucky one? 幸せなやつだな ☆I can’t keep up with you. ついていけないよ ☆I can’t stand to watch you. 見てられないよ ややあきれた気持ちを表わす言い方を集めてみました。 _______ 今日の名言 ★Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. (Mahatma Gandhi) 明日死んでしまうかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。 「インド建国の父、マハトマ・ガンジーの言葉です。」 ________ 今日の雑学 (略語) ☆IBF(国際ボクシング連盟)→International Boxing Federation ☆IBI(国際投資銀行)→International Bank for Investment ☆IBRD(国際復興開発銀行)→International Bank for Reconstruction and Development お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[語学] カテゴリの最新記事
|
|