【イ・ジュンギssi インタビュー記事】
俳優イ・ジュンギはいつのまにか三十という年齢を越していた。それも軍で転役をしてまだ1年にも満たない予備軍身分だ。 男が29才になって現役兵として入隊をするというのは本当に難しい忍苦の歳月を耐えていなければ、耐え難い時間であっただろう。 また2005年には有名になった‘王の男’コンギルだ。2001年モデルでデビューをしたからすでに10余年前のことだが、盛んに演技者として旺盛な活動をした彼は年老いて軍人で兵役の義務を果たして再びファンたちの前に戻ってきた。 良く知られた通りドラマ‘アランサトジョン’は2年近い空白期を破る俳優イ・ジュンギとしての素敵な復帰作になった。 本人はどう思っているだろうか。‘無愛想な使道’イ・ジュンギに会うために入った食堂は若干暗くて陰鬱な雰囲気まで漂った。うんと寒くなった天気のせいもあるだろうが、それに対する記者の先入観も一役買ったようだ。 ‘遅い時間のインタビューとたくさん疲れているだろう’という思いやりの心はわざわざ憂いの表現していなかった。 彼が先にその特有の素早く引き上げる鋭い殺人の微笑をみせたからだ。彼は一層強めて「お酒一杯があれば、もっと良い時間であるようなんだけど。..」と独り言のように口ずさんだ。 瞬間率直で気さくなインタビューに会ったという考えに精一杯浮き立って、酒一杯の代わりをすることができるインタビュアーになることに心を決めた。 “初めての復帰作品で‘アランサトジョン’を選んだ。2年間の空白期があったから覚悟が格別だっただろうという気がする” 「兵長の時、休暇で出てきてシナリオを初めて見たが、この頃のように切迫で索莫たる寂しい世の中に‘童話のようなドラマが通じるだろうか’と思った。最初は本当にすっきりしなく見ました。ところが不思議にもずっと目にありありと浮かびました。素材自体の斬新さがあったんですよ。 シン・ミナから俳優キャスティングも良かったし...(笑い)それで出来ると思って撮影に臨みました。むしろ期待感や欲は撮影をしながらより大きくなったんです」イ・ジュンギは‘アランサトジョン’で俳優シン・ミナと呼吸を合わせた。当初ドラマ予告篇には二人のメローラインに焦点が合わされていた。しかし劇中二人の恋愛は多くの惜しさを残した。 イ・ジュンギもやはりメロー部分に対しては、“ああ、本当に...”といいながら濃厚な嘆きを吐きだす。 「物足りなさが大きかったです。私やシン・ミナさんもそうだが、むしろ一緒に出演された先輩俳優の方がさらに残念がられました。多くのことを表わそうと思う欲があって少しずつ逃したものではないかと思います。 それで惜しかっただけにより多くの努力を注ぎました。最初はロマンス作品だと思いました。記者の方々やファンたちにも‘今回はロマンスをまともにお見せすることができるようだ’と大言壮語をしたが...」“本当に残念だ。 それでは正統メローを一度してみればどうだろうか” 「アランサトジョンは切なくて哀切な愛の物語のようで惹かれたりしたが、実はまだ正統メローは考えてみませんでした。真剣なメロー演技は欲がなかったりして。むしろ多くのことを見せて取り出すことができる作品をもっとやってみたいです。 今まさにロマンスに面白みを感じ始めたから男の臭いがさらさら漂う30代半ばぐらいなれば変わっていないでしょうか?”イ・ジュンギが出演した主な作品は、ほとんどのアクションが加味された史劇だ。 映画‘王の男’を始め、‘イルジメ’ ‘アランサトジョン’ ‘犬とオオカミの時間’等の強い男の感じが充満する作品で耳目を集中させた。 「史劇に対する印象が強いのはどうしても作品が興行性もあって、また、劇中の姿が私とよく交わるからであるようです。 俳優としては本当に気持ち良いことです。史劇というのはちょっと難解で簡単に接近しにくい部分なのに良い成績を出したからです」 “唯一フュージョン史劇で良い評価を受ける特別な理由があるだろうか?” 「正統史劇はできるだけ守られなければならない部分など、制約をされる点が多くあります。 それに対してフュージョン史劇は表現するにあたって制限がそれほど多くありません。そんなことが俳優に遊びやすい状況を作ってくれて、想像力を豊富に広げて出すことができるということが強みでしょう。 特に史劇は身体演技を必要とするから。 アクションにはそれなり自信がありますね。きちんと遊ぶことができれば多くのことを表現できて学ぶことも多いのが史劇です」 “迂余曲折も多かったが‘アランサトジョン’が終わった。復帰作品を撮りながら負担感も大きかったと聞いた” 「初めての撮影をする時は軍服務が終わったばかりだった。心理的な圧迫感が相当しました。かえって‘軍隊にいる時が良かったな’という考えをするほどでしたよ。それで私がその間よく手懐けておいた習慣を最大限に活用しました。監督様、俳優、スタッフたちは私の友人のように作らなければならないという考えです。やはり今回も先に近付いて行って、友人で作ったところその重圧感を簡単にぬぐい去ることができました。 そのように初めての撮影は順調に進んだんです。” “ドラマが放映終了された後、家族のように生活した人々と離れて過ごそうとすればたくさん寂しかっただろう” 「家族のように毎日現場で一緒に合った人々が皆いなくなって一人ぼっちのように一人でいるのだから虚しさと寂しさが瞬く間に近づくんですよ。満腹音だが...(笑い).」イ・ジュンギは、すでにファンたちはもちろん、共に作品をしていたスタッフなど周辺の人々に親切なことで噂が立っている。 特に一度彼と作業をしたスタッフにもう一度共に仕事をしたい芸能人を選べと言えば、一気にイ・ジュンギの名前を呼称するほどだ。それなりのノウハウが知りたかった。 “スタッフ達と絆関係を形成するにあたって最も重要なのが...”“会食”質問が終わる前に返事が飛び出してきた。 彼にとって会食はそのまま酒の席ではない。自身のイメージに対する先入観を破って生のままを見せることができる最も適当なところが酒の席だそうだ。 「監督様が作品台無しにする奴だと何度...(笑い). ところが撮影が終わって各自散って家に行くよりは一緒に話しながら団結するほうが良いでしょう。会食が重要な理由は私を下ろして全てのものを見せますよ。 初めて見る人々は私に対する先入観があるんですよ。毒々しくて話もないようだし、チクチクするようだし、礼儀もなさそうだし...」 無意識の内に“そのとおりですよ”と同調した。 失敗をしたようで弁解の種を探そうと言い逃れるのに気の利いたイ・ジュンギさん。「大丈夫です。そんな声をたくさん聞きました。ところで実際に一緒にいてみると人の匂いがするといってます。 今節のレポートそのように感じておられないですか? 会食をすれば結束力もできるようだし... とにかく私の全てのものを隠さずに見せるのが私だけの長期でノウハウです」 やはり彼は知られたように明るくて肯定的なエネルギーを遺憾なく現した。先立ってインタビューを準備しながら‘俳優イ・ジュンギ’という人はどんな人なのか、自ら先入観のエラーでさ迷うまいと彼の人生の軌跡を確認した。 その中で欠かすことができないのはスタッフ達とのチームワーク。やはり称賛が持ちきりだったし暗いコーナーは探してみるのが大変だった。この、イ・ジュンギも人なのに。 明るい面だけではないだろう。人知れない苦労はないだろうか。“もちろんあります。”予想したとおりだ。 「一人でいる時間が一番大変です。一人になったら人々に頂くエネルギーなど全てのものから遮断されて閉じ込められている感じがします。孤独だということをちょっとたくさん乗る方でしょう。軍隊に行って初めてTVを消して寝れるということを分かりました。家にいる時TVを消せば恐怖感が感じられます」#予備役イ・ジュンギ“毎瞬間が大切だということを骨に凍みるほど感じました。” いくら適応力が早いイ・ジュンギとは言え、軍生活が思いっきり楽ではなかったと言った。俳優として暮らしてきたイ・ジュンギが29才に軍服を着たのだから。軍人イ・ジュンギ、俳優イ・ジュンギ、人間イ・ジュンギ。どれ一つ容易でなかった混沌の時期を彼はどのように克服したのだろうか。 「確かに容易ではなかったんですよ。ところで、ここでも全てのものを下ろして‘私の天職は軍人’ということを考えながら早く適応しようと努力しました。俳優イ・ジュンギを投げ出して人間イ・ジュンギだけを考えました」 イ・ジュンギの驚くべき適応力に部隊選任を“この友人軍隊に及ぼした” “俳優生活しないの?”と尋ねて頭を横に振るほどだったと。 「若い俳優としてたくさんぶつかってみて、倒れてもみなければならなかったとても愚かな考えをして生きたということを感じました。そのように2年の間毎日のように悩みました。そうするうちに‘このように変わらなくちゃ’ではなく内面のどんな部分が変わっていました。ストレスもあったが明らかなことは価値がある時間でした。人生の価値観が形成されたというだろうか」 軍隊先任だったイ・ドンウクとブームが‘強心臓’で活躍しているが、一度出てみるつもりがないかと尋ねた。 彼は用心深いと考えてみているとし慎重な立場を見せた。新しい挑戦や作品を選択するにあたって軍生活の経験が彼にどんな道しるべを提示しているかもしれない。だが遠くない時間にドラマや映画を通じて、あるいは芸能番組でファンたちはより一層成熟したイ・ジュンギの魅力を継続発見することが明らかだ。 「やはり最も気を遣っている部分は次期作を選定することでしょう。どこか具合が悪い訳でもない、休まずに新しい挑戦に出なくてはね。こういう小さい目標を一つずつ成し遂げてみると素敵な俳優人生の門はパッと開かれるだろうと堅く信じています」 カトリック信者であるイ・ジュンギのクリスチャンネームはペテロといった。 それで最後に彼に夢がかなって欲しいという激励の言葉で美徳のお話を渡した。“ペテロ、私も堅く信じています。 たたいて下さい。必ずその門は開かれるでしょう”途中で訳せない部分も多々あったので、元記事の、こちらから確認してくださいね