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たかが頭痛が脳腫瘍!!

たかが頭痛が脳腫瘍!!

カズさんの体験談 1



*** カズ さんの体験談 1 *** (聴神腫瘍観察中の方)



お邪魔します。49歳男性会社員経過観察中です。

「開頭→リスクを伴う」という点に関して私の経験を書きます。

私は軽いめまいから町の耳鼻咽喉科を経由して近くの総合病院でMRIを撮りました。

ここで出会った耳鼻科の医者A医者Bの事は別の機会に悪口を書くとして、
耳鼻科から脳神経外科に廻され最初に診察を受けた医者Cについて書きます。

その医者はまあ30歳前後だと思いますがあまり明るい感じではなく、
中肉中背で、あまりパッとしない感じの方でした。

「医者」というのは頭脳明晰でハンサムで賢そうであって欲しいのですが
残念ながらその対極でした。

まあそんな事はさておき、その医者CMRI写真を見て、暗い低い声で

「耳の神経のところに腫瘍がある」「手術で取るしかない」
「一ヶ月位会社を休まねばならない」「2,3日ゆっくり考えて手術の申し込みに来なさい」

といった感じの事を私に伝えました。

 ガーン・・・・脳腫瘍!! これまで一度も大病を患ったこともない私にとって、
その時のショックたるや相当なものでした。

 その日のうちに職場の上司に
「脳腫瘍の手術で一ヶ月位休むことになる」こと伝え、
医者に言われた通り2,3日インターネットで色々調べましたが、素人が何を判断できる訳でもなく、
グチャグチャ考えても仕方が無いので、「意を決して」手術の申し込みに行きました。

そしたらその日は医者Cではなく、別の医者D(60歳位)でした。

私は「手術で取るしかない」と言われた事を医者Dに伝えました。
その医者Dは私の手術希望日を聞き、パソコンに手術予定日と時刻を入力し、手術日が決定しました。

「あー、失敗したら死ぬんだなあ」「これも運命なんだなあ」と思いました。

その後その医者D

「ちょっとMRIを見てみようか」

といった軽いノリでMRI写真を見てくれました。

そしたら、「アリャ、そんなに大きくはないですねえ!」

「コレ位の大きさならガンマーナイフでもいいかもしれない」

と言って隣の診察室の別の脳神経外科医に相談に行きました。

そして戻ってきて「ガンマーナイフという手もありますよ」

「仲間にガンマーナイフの専門医がいるので相談しておきますよ」

「2週間後にまた来てください」と言われ、パソコンに入力した手術予定日は削除されました。

こんな感じであれから約3年、開頭手術をすることもガンマーナイフをする事も無く、
ごく普通の生活を送っております。


もし手術を申し込みに行った日の当番が手術大好きの医者Cだったら・・・・・・

今ごろどんな生活を送っているでしょう?!?!

右耳の聴力を失い、軽い顔面麻痺と戦ってるかもしれません。

いや聴力低下だけかもしれません。

いや大失敗をして高次脳機能障害に陥っているかもしれません。

ひょっとしてこの世にいないかもしれません。

私にとって開頭手術というのはアンビリーバブルな世界です。

まず、「どうやって頭蓋骨を開けるの??」という疑問があります。

缶詰を開ける缶きりのようなものがあるわけでもなく、

キリで穴をあけて電動糸ノコみたいなものでギコギコと切るのでしょうか??

中身に突き刺さらないのだろうか??骨の粉はどこに行くのだろうか??

とか疑問はいくらでも湧いてきます。


あー恐ろし!!


私は絶対にガンマーナイフを選択します。
長文となってしまい申し訳ありません。

また機会があれば医者Bの悪口や医者に対して思っていることを投稿したいと思います。

ちなみに医者Cはどこかの病院に移ったようで総合病院の中に名前がありません。



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