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2006.07.01
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カテゴリ:48丁目の思い出
留学前の娘はまだ6ヶ月でした。そしてマンハッタンで1年を過ごしたのです。日本を離れる前はとっても神経質になり病気のことや予防接種のことを詳しく調べて保健所まで行っていろいろと教えてもらいました。唯一の心配が娘のことでした。オーボエの同じく子供を持っている人は「NYにいても大丈夫よ!」と勇気付けてくれました。そして出発。勿論のことながら飛行機は赤ちゃん用をオーダーしておいたのですが「ベビーミールも何もありません。」とのこと、、、そんなの困る!!って言ったら1歳ぐらいのベビーミールを出してくれました。これは瓶詰めのやつ。こんなもんを食べる生活をするのかと思いサンフランシスコで食べさせたのが昨日のようです。そしてマンハッタンでの生活。マンハッタンではほぼ徒歩のみの移動。地下鉄に乗るにもちょっと赤ちゃん連れでは大変であろうと思うがこれがまた楽、というか周りの人々が親切なのですぐに飛んできてくれてベビーカーを運んでくれる。地下鉄に乗れば「かわいいね。女の子なのかしら?」などと聞いてくれるおばあちゃん連中。そして男性なら「あなたも子育てが大変なんだからここに座ったらどうですか?」なんてよく言われたものです。これは日本では絶対にありませんよね。そして子育てにかかるベビーミール、ミルクに関しては税金はかかりません。これもなんて親切なのかと思います。そして子連れでスーパーに行ったら入り口にいた男性(ここの職員)が「これをとって!」と言われることがありました。このチラシを持ってレジに行けばベビーミールが割引になる日だったのです。2個でこの値段なのに3個買えばえらく安くなる。とっても親切なこと。そしてセットでよく買うのが赤ちゃん用のシリアルです。これは娘が便秘になってしまい病院に行ったときに先生から教わったのですが子供用のシリアルを食べるとお腹の調子が良くなりますよ。とのことでそのシリアルを購入していました。このシリアルですがお米の粉で見た感じはパン粉を少し細かくした感じです。(日本で売っているのかな?)そしてもう一点はNY名物のリンゴジュースです。NY州の田舎ではたくさんのリンゴがとれます。それを繊維を残してジュースにした100%のジュースがあります。「この2つを食べれば便秘はアリマセン」という指導を受けてよく食べさせたものでした。

このような親切な国に思える反面、一度怖いおばさまにあったことがあります。丁度、暖かくなってきていた時だったと思いますが「あなた、子供に靴をはかせていないでベビーカーにのせていては駄目じゃない!」と道ですれ違った時に言われました。私達日本人は畳の生活に対して彼らは靴の生活。子供に靴をはかせていないのはズボンをはかせなくて外を歩かせるようなもの。はっと気づきすぐに靴の生活に切り替えました。その後はこういうこともなくレストランにはいってもぐずってきたら周りの暖かいおじさんたちが「OH!このかわいいのに、、どうした、どうした。」なんてよく言ってくれてあやしてくれました。これはどこにいても同じでした。だから気楽に外食もできました。しかしながらマンハッタンにある日本蕎麦屋で娘が大泣きしてしまって「出ていってください。」ときつく言われてしまいました。ここは全員が日本人スタッフ。だからでしょうね。二度とここには行きませんでした。

そしてこのようなよちよち歩きもできないような子供には公園はとっても天国です。ブランコがとってもお気に入りなのです。というのも1歳ぐらいでは絶対に乗れるようなブランコがあるんです。鉄のパンツみたいなものに体をいれるともうブランコです。小さい子でもブランコで遊べる!これはとっても画期的だと思いました。よちよち歩きになればちょっとした遊具があってそれも大好きでした。

この国の人がどうしてこのように子供を育てるのか、、、帰国寸前に知り合いの画家のお宅に遊びに行った時に教えてもらったのですが「この国は子供が宝なのよ。だからいろいろなことをしてもらって歴史をつくってもらおうって皆、思っているの。だって建国200年だからね。」なるほど、歴史のない国だからこの先のことを頑張ってくれってことなのです。この精神は日本にはないものだとかなりショックをうけました。

そして帰国した飛行場のゲートにて娘がきょろきょろ?????そこにいる人の顔をのぞきこむのです。多分ですが本人は単一民族アジア人しかいないのにかなり驚いていたようでした。ヨーロピアンもいなければアフリカンもいない。アジア人だけの生活が始まったのです。

楽しい育児でした。





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Last updated  2006.07.01 20:58:56
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