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テーマ:音楽のお仕事♪(1696)
カテゴリ:48丁目の思い出
今日は久しぶりにNYでの思い出です。 マーラーのこの交響曲を演奏した週がありました。前の週にコントラバスの首席の方がソロの練習をしていました。「何の曲かわかるかな?」もちろん私にはわかり「マーラーね。」と言った記憶があります。この週はどういう訳か日本でいうプレトークというのが1回はいっていて学者が2人きてマーラーのこの曲のことを解説してくれました。28歳にしてこの曲を世に出したのですが、、、その後マーラーは49歳でアメリカに渡り1年だけNYにいました。この1年ですがなんとマーラーはNYフィルの指揮者としていたのです。舞台の袖には交響曲1番の直筆のスコアが飾られていて同僚のサンドラと見に行きました。驚くことに赤鉛筆での書き込みが沢山入っていたのが二人の驚きでした。何を書いていたのかは記憶にはないのですが楽譜には書き込みだらけだった風化しそうなスコアを展示してありました。この曲をするという前にマーラー自身が書いたスコアを見るのは感激で、音が出るとそうか!あのマーラーなんだという身近にいる人のようなものを感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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