私、ここ仙台に来る前は岩手に住んでおりました。（←知っている人は知ってるｗ）
岩手に住んでいて、一番の思い出はなんと言ってもリンとの出会いでした。
ここから私に眠っていた何かを呼び覚ましてしまい
捨てるしかないーーΣ(|||▽||| )
っていう子猫を保護して里親さんを探しての活動が始まったわけでして≧▽≦
そんな自分の思いを書いた日記がありましたので
なつかしーーーー!!!と思いながら改めてＵＰしてみました。
２００５年
２月 リンがうちにやってきた!!!!
４月 リン出産 （ジョー君 メルちゃん み～ちゃん）
５月 メルちゃん、里親さんの元へ
６月一杯 知り合いの仔猫を預かって、里親さんへ引き渡し
７月 み～ちゃん里親さんの元へ
７月一杯 知り合いの仔猫を預かって里親さんへ引き渡し
７月 リン、乳腺炎に。。。
８月 リン乳腺炎再発
９月 リン避妊手術
１０月 転勤決まり、仙台へ。。。
１０月 ジョー君 去勢手術
１１月 リン、ジョー君 妹の家へ。。。
１１月 合計 ５回、妹の家に通いました。往復で２４０キロです。。。
１２月 ジョー君、一旦帰ってくる。健康診断
１２月 ジョー君、送って行く
１２月 合計 ３回妹の家を往復。。。
リンがうちにきて、妊娠していて、生ませるか。。
そのまま避妊手術して子猫も殺してしまうか（そう獣医から提案されました）
すっごい迷いました。
あの時の葛藤が今よみがえります。
うちは転勤族なので、生まれてくる仔猫の命に責任をもてない。
うまれてすぐ転勤になってしまったらどうしよう。。。
その中で、どうしてもリンのお腹の子を殺してしまう事はできずに
出産にも立ち会って、娘と二人でリンの事態に一喜一憂して。。。
そうして生まれてきた子たちはとても輝いていました。
この決断をして良かったんだ。
あの子達が無事生まれてきてくれたとき、
私は思わず
「ありがとう」
と言っていました。
生まれてきてくれてありがとうね。
そして、この子たちを生んでくれてありがとうね。
そうリンに向かって言ったときの、
あの嬉しそうなリンの顔が目を閉じるとはっきり蘇ってきます。
まるで、「こちらこそ！」と言っているようで(＝＾ω＾＝)
できる限り保護して預かって小さな命を助けていってあげたい
でもみんなは言う。
年間６４万の犬猫が殺処分になっているのに、
目の前の１匹を助けても意味ないじゃん。
しかも、客観的に見る命って軽いけど、
いざ、命の責任を負ってしまうと１匹でも大変じゃん。
そこまでして意味のない１つの命にこだわってもバカだよ。。
と。みんながみんなそう言う。
でも、私は知っています。
里親さんを探して、そして引き渡しのとき。。
「こんなに良い子をありがとうございます。
何てお礼を言っていいのか。。。」
そう涙する方もいました。
みんな口をそろえて私に会えて良かったと言ってくれました。
そして
「あなたに会えたのが、この子の幸運です。
そんな幸運をもった子を責任をもって最後まで育てます。」
そんな事言われたら、私Σ(|||▽||| )嬉泣きーーーｗ
私の方がそう言いたいくらいでした。
ありがとうと。
あなたたちのおかげで私の心は救われましたと。
何も知らないところからの里親さん探しだったので、
すっごい不安でした。
その不安をふきとばしてくれました。
里親さんで忘れられない方がいます。
私の宝物の一つです。
いつ会いに来てもらってかまいませんが
どんな事情があっても
この子が虹の橋を渡るときには
立ち会ってもらえませんか？
うちまで来るのにどんなに時間がかかっても
きちんとそのままの姿で待ってますから。。。
きっと この子もそれを望んでいると思います。
約束していただけますか？
何てことでしょう！私にも最後のお別れを言う時間をくれるというのだ！
「本当にいいのですか？」そんな無粋な問いかけはできなかった
「そのときがきたら必ず見送らせてもらいます」
「幸せになるんだよ！」
そう言って今までの子は引き渡してきたのですが、
その子にはこの言葉はかけませんでした。
そう言葉をかけたら、失礼かと思った。
猫親戚となったその方とは今でも面会に行っています。
私は猫にこだわるのではない。
たぶん。。命にこだわっているのだ。
昔助けてあげられなかった小さな命。
「命にこだわる」私だけではなく地球全体の課題なような気がする。
今でも争いが耐えない他の国々。
錯覚してしまう。
そんなに頭が良いのに、命ってどれだけ大切か知らないのだろうか？
そう、親に教えてもらって来なかったのだろか。
私にはできない事をしてくれているのだから、
ずる賢さに頭を使うのではなく、
もっと謙虚に賢さを発揮してほしい。
そうすれば、争いはなくなる
そうすれば、なくなっていく
年間６４万の命に光が差してくるのではないでしょうか？
今振り返ると、色んな方に色んなことを教えてきてもらったのだな～
その教えを無駄にしないように、これからも頑張りますかっ!!!
