|
カテゴリ:カテゴリ未分類
◆左腕、痛い。
手首、内側。 顔が、歪んで、涙がでるぐらいには、痛い。 古傷が疼いているだけ。 外側ばかりザクザク切っていたけど、たぶん、おかげで神経が切れなかった。 それとも偶然か。 噴水を見るぐらいには、深い傷。 恐らく癒着が、神経に触れる時があるんだろうな。ケロイドが。 たまに、痛くて、 ソレは大体、傷口じゃないんだもの。 それに、いまはだいぶなくなったけれど昔は指がよく勝手に痙攣していた。 薬指と親指だけ。 この痛みは私の罰。 醜い腕も罰。 でもだからって、 やたら昔のトラウマ思い出す時にわざわざ痛まなくても……。 逃がさないよ、と。 闇に言われた気がした。 母と同じ闇、 母と同じ、狂気。 でも大丈夫、大丈夫だよ幼い私。 痛みを一手に引き受けてくれた左腕、もう大丈夫。 君たちを蔑ろにはしないよ。捨てていかない。 抱きしめて、抱えていくから。 子どもとして愛されなかったのか、 人として愛されなかったのか、 わからないけど。 どちらか一方の愛はもらった。 大丈夫、ひとりじゃないよ。 大丈夫、愛されなかったわけじゃ、ないよ。 でももうちょっと待っていてね。もう少し強く、戻ることができれば、抱きかかえて歩けるから。 だから今はもう少し、休まないとね。いけないらしいのよ。 身体がそう言ってるんだもの、一緒に休もう。幼い私も、大人の私も、 同じ場所にいよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.25 20:42:18
コメント(0) | コメントを書く |