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淨至庵にて

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2024.03.25
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カテゴリ:俳句



彼岸も明けていよいよ春も本番であるはずだ。なぜか今年はまだ寒さが残って 心ウキウキととはいかないようで。二日連続も甲子園選抜が冷たい雨で順延となり 野球ファンをがっかりさせたようだ。今年は我が郷土代表が選ばれなかったので 興味がいつもより下がっていて 私的にはそれほどガッカリ感はないが。といってもさすがに順々決勝くらいになると熱が上がってくるとは思うが。
所用の帰りに湖山池の公園へ足を伸ばす。公園入り口にある小さな木の橋が修理工事されている最中で 右半分が通行止めになっていた。朽ち果てようとしていた板が外され新しい木の板に交換されてようとしていた。これから暖かくなると入園者が増えてくるので それまでに交換するのだろう。事故防止には最善の処置である。
今日は時々小雨が当たるくらいで 彼岸のあの真冬並の寒さではないが やはり寒い。一週間前に来たときとあまり代わり映えしない景色。それでもなにか春を告げる変化がないかと歩いて見たが さすがにあの寒さでは皆ちぢこまってしまい また冬モードになってしまったのかな。仕方ないので帰ろうと引き返し歩いていると 黄色の花の木を発見した。最初ロウバイかマンサクかと近づいて行くと 急に羽音がして中型の鳥が一目さんに飛び去ってしまった。突然のことでびっくりして鳥の種類までは確認できなかったが。花をよく見ると見たことのない花である。帰って図鑑で調べるとどうやらミツマタのようである。ミツマタの開花時期は3月中旬から4月中旬というからちょうど今頃である。ただし開花期間はかなり短く2週間から3週間と説明してあった。ちょうど開花時期でないとみられないそうだ。道理で今まで見たことなかったのだ。ご存じの通りミツマタは和紙の原料である。因幡でも和紙の工房があり【因州和紙】として知られている。花が何もないが このミツマタの花で確かに春を感じたのである。そして飛び去った鳥の羽音にもどこかしら春の優しさのようなものを感じたのであるが。






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Last updated  2024.03.25 17:36:52
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