冷蔵庫を開けて気が付いた、桜餅を買って置いていたこと忘れてた。
賞味期限がすでに切れて三日過ぎている。
食べるべきか迷ったが、賞味期限と消費期限では意味が違っていること思い出した。
たしか賞味期限は美味しく頂ける期限であり、食べれないわけではない、ただし味は落ちるが。
消費期限は期限が過ぎると消費できない、つまり食べるなという意味。
どうも農林水産省と厚生労働省の縄張り争いと考え方により、こんな紛らわしい表現になっているらしい。どちらも直接口に入るもの、統一してくれたら有り難いが。
結局、捨てるのももったいないので、撮影して食べてしまった。
食感は、表面は硬くて少しごわごわしている、中のあんこはまだ柔らかい。
味は、さすがに少し物濃きさが感じるが食べるには問題なさそう。
身体に異常はない。
それでも頬張るたびに、子供の頃を思い出した。
育ったのが小さな漁村だったが、新鮮な海の幸はいつでも食べれたが、山の幸は時々であった。
子供の頃は甘いものが食べたい盛り、特にこんな桜餅は滅多に食べれないしろもの。
最高のお八つであった事を思い出す。
少々硬かろうが不味かろうが関係無く、喜んで食べたものだ。
現在は、スーパーに行けば年中手に入る、不味ければ食べる気がしない。
やっぱり飽食の時代なのか。