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2012年05月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
母の心臓手術話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html

最初は本当に母が臨死体験から蘇ったことによるスピリチュアル的なものかと思ったのですが、どうやら麻酔などによる薬物反応的な幻覚のようで。「術後譫妄」という言葉まであるようで、私は初めて知りました。そういうのが高齢者の手術になると起きやすいようです。

それでも母の表情はすっきりしていて、母自身も「私は0歳。今から生まれ変わった。寿命を10年くらい延ばしてもらったから、そのつもりで生きていく」と言っていました。それを聞いて嫁も「お母さんも今までお父さんや他人の心配ばかりして、いつも物憂げな表情をしていたから、逆に良かったんじゃない?」と言っていました。私もそう思いました。

次回行った時にはすっきりと幻覚も見なくなったようで、何事も無いようないつもの母に戻っていました。実はお腹に10円玉程の穴が開いていて一本管が通っていたのですが、それも抜いて、次第に母から医療具が少なくなっていきました。ようやく人造人間から普通の人間に戻っていくような感じ。

それにしても人体って不思議だと思いました。お腹に穴が開いていても、抜いたらまた自然に傷口が塞がって戻っていくということ。特に痛くも無いようです。

その結果、腹筋にも力が入るようになってきたようで声も次第に戻ってきて、一般病棟に移っていました。母も積極的に病棟を歩き回ったり、エアロバイクでのリハビリをこなしたりと、社会復帰にむけて順調。手足や胸の傷口はまだ痛々しくはありますが、段々と治っていく過程がわかりました。

ただ、あまりにもひっきりなしにお見舞いが来るので、母も休む間なくやや疲れ気味な感じ。まあこればかりは贅沢な悩みかも知れませんが、友達が多すぎるのもこれはこれで一苦労。そして早速また同室の他の人と仲良くなって、また友人知人が増殖中でした。

そんな金沢の病院の往復を繰り返し、最初の入院から一ヶ月ほど経て退院。それでもあの大手術を経ているので、思ったより早く退院できた、というのが我々の正直な感想です。周りの人もあまりの早さにビックリしていました。

そんなわけで、母は無事シャバに戻ってきました。ただ体力が急低下しているようで、バッグ程度の荷物を持つのもしんどがったり、人混みに居ると今まで以上に疲労感を感じたり、まだ本調子では無い様子。毎日昼寝も欠かせません。

本人は「背も縮んでしまった。手術きっかけで段々身体が弱っていくんじゃないか・・・」と心配していますが、周囲の我々にしてみれば、あれだけの大手術だったからしばらく体力が低下しているのも当然だろう、と。ただ気持ちと体力のギャップに、精神的にまた弱っている感じです。

車の運転も2ヶ月禁止と言われているので、退院後は日中私が実家にパソコンを持ち込んで仕事をしながら母の足になったり、荷物持ちになったり。私は前職を辞めて家でできる仕事になっていたので、そういう意味では都合が良かったとも言えます。

夜は姉の家まで連れて行って、そこで寝泊まりしてもらっています。何とか無事独り立ちできるまでは、しばらくこの体勢でやっていこう、ということに。まあ、ここまできたら後は時間の問題。私もようやくこのバタバタした生活に慣れつつあります。

そんなわけで、この長かった話も終わり・・・と思いきや、あとは外伝が数回続きます(;^_^A(なわけでつづく)





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Last updated  2012年05月02日 08時55分58秒
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