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テーマ:心配事(11)
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世の中には様々な天才と呼ばれる人がいます。アインシュタイン、イチロー、ビートたけし、羽生名人・・・幾多のジャンルの頂点に幾人もの天才が君臨しますが、私はその天才列伝に、うちの母も加えることにしました。それは「心配性」の天才。
うちの母は何をしても、何を聞いても心配事に繋がります。例えば自身の健康に関しても高血圧でどうしよう、と悩んでいたと思えば、最近薬が効いてきて血圧が下がっているようですが、今度は低血圧になったらどうしよう・・・と悩んでいます(-。-;) 孫が東京の大学を受けると言ったら、地震にあったらどうしよう、やっぱり京都の大学にすると言ったら、あんなに暑くて寒いところで大丈夫かしら・・・もう耳に入るもの全てが瞬時に心配事に変換されるスーパーコンピューターを備えています。これを天才と呼ばずして何と言おう(-。-;) その遺伝子を引き継ぐ私も結構な心配性ですが、母は偉大ですからとても敵いません┐( ̄ヘ ̄)┌ 先日、歌人斉藤茂吉の長男で精神科医の斉藤茂太さんの著書「心配ぐせをなおせばすべてが思いどおりになる」が、iPhoneアプリで高ランキングだったので買って読んでみました。 内容はざっくり言って「心配して事前に準備することでどうにかなることに関しては心配し、どうにもならないことは気にするな、忘れろ」ということでした。が、まあ理屈ではわかるんですが、それがなかなか上手くいかないものですよね。 心配は最悪の事態が実現した場合、衝撃が大きいから防衛本能として働くという説があります。そうなのかも知れませんが、考えてみると、大体今まで心配したことの大部分は実現していないように思います。 心配することは身体にも良くないですし、やはりラテン系の「なんくるないさー」精神が求められるのかも知れません。特に今の先の見えない世の中、鬱屈した世相をひっくり返すために平成版「ええじゃないか運動」が必要でしょうか。 あと、私が実践しよう・・・としてなかなかできませんが、常に「ピンチはチャンス」と考えて、逆転の発想に切り替えよう、と思うこと。その逆境を逆に利用できないか、と考えることにしています。それが完全にできたら無敵でしょうね。一気に心配事が消え、むしろ期待に変わります。 ちなみに母には「おしゃべり」の天才のスキルも備わっています(-。-;)母の耳に入ったら、基本瞬間的に口から出て、あっという間に周りに知れ渡ります。それもしっかり遺伝し、私もこのようにブログで明け透けに書いたりします(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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