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テーマ:がんばれ!自衛隊(466)
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防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20201026.html 防衛大学校には色々な校友会がありますが、これまでに挙げた他、特殊なところでは応援団があります。応援団はまあ早稲田にしろ慶応にしろ、学ラン(制服)で硬派な感じは共通しています。 が、やはり防衛大学校の応援団は一層特殊です。対番などからも「応援団だけはやめろよ」「危険だぞ」「変人の集まりだ」などと色々と警告されます(応援団の方すみません・・・)。昨年の開校祭で見た現在の応援団も、目が「いってる」感じで、やはり十分異様さを感じましたが、その集団に遂に女子学生が入って居たのは皆ビックリしていました(゜o゜;)時代ですね・・・。 後日わかってくることですが、基本的に校友会の上下関係は隊舎の上下関係に比べると全然緩いです。やはり上級生も同じ校友会だと別の仲間意識みたいなものも働いてきます。 話が逸れますが県人会というのもあって、活動は年に一回集まるくらいしか無くてほとんど動きが無いのですが、同郷は特に仲間意識が強いですね。富山県人会なんて全学年で10人くらいしか居なかったので、仲間意識は特に強いですが、数が少な過ぎるので効果は薄いです・・・。他方、福岡県人会は無茶苦茶多かったので、逆に仲間意識が薄かったかも知れません。 一方、校友会は自由に選べるわけなので、中には「シバかれないために敢えて○○さんと同じ校友会に入った」とかいう不純な(?)動機もあります。同期のG君もそのパターン。つまり応援団の上級生にシバかれないようにするために応援団に入った、と。 G君は元々「こいつ応援団の見込みアリだな」と思われたのもあったでしょう。ある日、部屋に帰るとG君の机の上に突然ケーキが置いてあったのだそうです。同部屋に聞いてみたら「応援団の○○さんが「G君、食べて」と置いていった」と。G君はその禁断の果実を食べてしまったがために、応援団への入団が決まりました(もっとも、どうせ断れなかったのでしょうけれど・・・)。 入団すると応援団の練習は過酷です。常にグラウンドを黒い独特の衣装(練習着)を纏いながら大声を張り上げつつ走っている印象しかありません。その対価としてケーキ一個はあまりにも軽過ぎる・・・というのは、第三者の素直な感想。 ある時、私は血を吐きながら鬼のような形相で走っている応援団員を見て「今から人が死に行く瞬間を見ているのではないか(゜o゜;)」とかなりドキドキしたことがありましたが、一応この人は無事でした。単に叫び過ぎて喉が切れてしまっただけのようです(・・・って、十分大ゴト!(゜o゜;))。(つづく) ↓そんな応援団の勇姿をご覧ください(^_^; https://www.youtube.com/watch?v=TqCagjqS-iQ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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