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2007年04月21日
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カテゴリ:音楽
ウィキペディアによると、最近の「ヤング・ギター」(ギター
専門誌)は内容が速弾きに特化し過ぎていて、一部読者から
批判を集めているとか。

私も10代の頃によくこの雑誌を買ってましたが、当時から
速弾きというかテクニックにスポットを当てた内容だったと
記憶していますので、それが批判されるほど速弾き中心に
なったというのは興味深いですね~。

商売として考えた場合、他のギター専門誌との差別化を図る
上で、「速弾きに特化する」のは非常に有効だと思います。
他誌と似た様な内容では売れないでしょうから。
また、テーマを「速弾きのテクニック」に絞り込めば、
幾重にも相対化されているが為に判り辛くなっているギター
プレイの評価基準がシンプルになり、雑誌を作る側には
作り易く、読む側には判り易くなります。これは双方に
とって都合が良く、一石二鳥の実に上手いやり方です。

ただ一方で、「ヤング・ギター」の影響によって、速弾きの
テクニックを磨くばかりで肝心の「音楽」を置き去りにした
プレイヤーが増える事を懸念する声もある、という事なんで
しょうね。

優秀な速弾きギタリストは音楽をとても大切にしていますし、
音楽を表現する為にテクニックを使っています。彼らはただ
速弾きが上手いだけでなく、場面場面でのテクニックの使い
分けも上手いのです。

が、こういったセンスに掛かる部分を誌面で伝えるのは非常に
難しい事だと思います。センスは自分で学びながら磨いていく
もので、「こうやって弾けばセンスが良い」なんて簡単に定義
できるものではありません。
「ヤング・ギター」は商業誌であり、売れる事が命題ですから、
「センス」の様に言葉で説明するのが難しいものではなく、
「速弾き」という目に見えて(耳で聴こえて)興味を引き易い
ものにポイントを置くのは、ある意味当然の事だと思います。

確かに「速弾きしか眼中にないギタリスト」を生み出している
側面もあるでしょう。
まあ本来、そういうギタリストがいても別に構わないのですが、
このタイプのプレイヤーは音楽仲間とのコミュニケーションで
失敗する事が多く、結果的に「ヤング・ギター」の批判派を
作り出している面があると思います。これについてはまた別途。





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最終更新日  2007年04月21日 15時40分30秒
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