30日のNYストラテジー・東京市場のまとめ【FOMC後、Apple決算控え、様子見優勢も、WTIに波乱なければ続伸か】
ギリアドとパウエルトークに沸いたNYは上値重い展開、Technologyの好調際立つ中、Apple決算に注目4月30日 30日のNY株式市場・展望・30日の東京市場まとめNYの見通し30日主要3指数続伸も、ナスダックはまさかの失速もあり。30日のNY株式市場は、ここ最近の中で変動幅の少ない展開を想定、積極的なリスク選好は期待できないが指数は小じっかりでクロージングを迎えるだろう。引け後に決算を発表するGAFAのAmazon、Appleに期待感先行というよりも、FOMCとギリアドで沸いたお祭りの反動が出やすい。FacebookとMicrosoft、Teslaの好決算効果も一瞬で終わるかもしれず、1日は欧州市場が休場モードでファンドの積極的なリスクオンは期待し辛い。今晩、ECB理事会が予定されており、追加緩和的な期待値は概ね織り込んでいるかもしれず、ド派手な効果は期待できないとしておいた方が良い。その時期的な手掛け辛さ、原油先物に絡んだ不穏なニュースも流れているので、東京株式市場の引け際の失速は、少々注意した節が伺える。杞憂に終わるならハイテク株主導の展開を想定、レーザーテックの1000円近い上昇幅や高値圏でも好決算を好材料視したスタンスは、コロナ経済のハイテク株バブルを連想するものだ。AppleはiPhone12の出荷延期懸念が残るも、巣ごもり消費でiTunesの売り上げ見込みに、そしてAmazonはコロナ経済な中での代表格、両社揃って決算発表後上昇する可能性もある。日経平均株価指数が1か月半ぶりに2万円台を回復し、2020年5月1日が週内の最終売買日、都合良く上値追いは難しい。しかし、コロナ経済で影響受ける業種や企業の株価上昇が意味するものは、新しい経済の仕組みを先取りするものであり、コロナ後の反動を警戒したショートカバーの需要が溜まっている証左である。危機的な株安リスクは後退、嫌な展開が起きるなら、5月10日以降と考えている。今晩・29日の予定ドイツ4月雇用統計(16:55)ユーロ圏3月失業率(18:00)ユーロ圏1-3月期GDP・速報値(18:00)ECB理事会 結果発表(20:45)ラガルドECB総裁 定例記者会見(21:30)米国3月個人消費支出/同個人所得(21:30)米国週次新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(21:30)米国1-3月期雇用コスト指数(21:30)米国4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI 22:45)(注目企業決算・海外【米国】)Apple、Twitter、Amgen Inc、Amazon.Com Monster Beverage、Western Digital、Visa Inc先物動向 16時13分現在ダウ工業株指数 +104.00S&P500 +10.50ナスダック100 +58.25WTI 16.81 +1.75 +11.62%ドル円 106.68-69 225先物 20215円 -240円(シカゴ225先物・夜間取引)16時15分現在株トークマーケットストラテジスト 坂口隆信https://www.kabutalk.com/この投資情報は、投資勧誘を目的としたものではありません。また、文中に使用されている言葉、数字等は万全を期してはおりますが、その正確性に責任は負いかねます。 銘柄選択、投資時期等の最終決定はお客様ご自身でご判断なさるよう、お願いいたします。