かえるネット福岡

みなさん、元気してるケロか～？

元祖カエルくんケロよ～

今年ももうすぐ終わりケロ。選挙で新しい政権にできたのは良かったケド、
アレレぇ

なんか変ケロねぇ。まだ派遣法が抜本改正されてないケロよん。
最低賃金もちょっとしか上がらんかったケロ．．．

選挙中は、「派遣じゃなくて正社員が当たり前にしてほしい」「時給が低すぎる」
という声にたくさん出会ってきたケロのに、ちょっとガッカリケロ～

みなさん、ご存知のように選挙後は
「おしごとアンケート」と「ハローワーク前アンケート」で
働く実態や求職者の実態を集めてきたケロ。今２３０人くらいから集まってるケロよ。


それを先日２１日、県労働局労働政策課に届けてきたケロ
対応してくれたのは、企画調整係長さんだったケロ。

アンケートで集まった声、声、声の山．．．
「残業代がまったくでない」「有休がない」
「タイムカードがない」「ボーナスなくなった」
「賃金が安すぎる」「将来に展望が持てるわけない」
「休みがほし～」「仕事なさすぎ」などなど．．．

中にはこんな声も

「トヨタで派遣切りに遭った。途方に暮れて今年過ごしていたら、先日『あなたの力が必要です。期間工募集』と．．．
働く人を機械の部品のように考えてるのか」

こんな声を一つ一つ届けたケロ。
そんな声に基づいて要請したのは、

１．労働者派遣法の抜本改正を国に迫ってください。
２．最低賃金時給１０００円以上を国に迫ってください。
３．県の公共事業や物品発注先企業を決める時、公契約条例をつくること。
　　（正社員の雇用の比率の高さや時給１０００円の確保、サービス残業の有無などの基　　
　　　準をつくること）
４．高校や大学の卒業生の就職率引き上げのために、知事筆頭に就職先確保につとめ　　　　　 　てください。
５．「働く人のガイドブック」の内容の改良とともに、成人式や高校卒業時に配布など、
　　若い人全員に配布してください。
６．ワンストップサービスを年末年始も実施してください。
７．緊急雇用創出制度の拡充をしてください。

これらの要請を受け、担当の方は、集めた声で作った黒書によく目を通してくれ、

「働く人のガイドブックは２０００冊から４０００冊に増刷することになりました。就職セミナーなどで多くの青年に届けたい」
「非正規になる青年が多い中、非正規向けに働く権利などを知らせるとりくみはできていない。教育委員会とも連携をとって進めたい」
「就職サポートセンターで学生の職業へのマッチング指導を行っているが、これでは一時的。そもそものパイを増やすのが大事だ」
「県としても年末年始緊急な事態に対して４０戸ほど住宅を用意している」

など前向きな発言もあったケロ。また、

「トヨタや日産は大企業として社会的責任がある。
それらの企業が業績がおもわしくなくなったら雇用調整で派遣切りするというのは．．．。
県としても助成金を出しているワケで、労働者の側に立つことが必要だが、企業経営にどこまで踏み出せるかですね」

と苦しい胸の内を話してくれたケロ。県としても知事筆頭に雇用確保や正社員で雇うよう
要請はしてるが、そうは言っても、「企業も大変だから厳しいだろう」とのこと。

う～ん、県など自治体で要請しても限界があるケロね～というのが、私カエルの感想ケロ。
大企業はそうは言っても内部留保があるんだから、やっぱり、法律などでちゃんと
暴走せんように規制せんといかんな～と思ったケロ。
国政にも青年の声届けて、
根本の政治を変えんといかんケロね

引き続きアンケート集め頑張ろう！