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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:介護のこと
昨日のことです。
その方は以前どうしても友達に会いに行くと言って、行かれた方なのですが・・・いつも 朝食食べて⇒寝る 昼食食べて⇒寝る 夕食食べて⇒寝る を繰り返されていました。 以前デイサービスを利用されていて、体を動かすことが好きだったということもあり、私たちも「どうにかしないと」と毎日のように思っていました。 でも、なにかこう威厳のような、意思が強いというところがあり、体操や散歩にお誘いしても断られたり、または話しかけづらいところがありました。 でもやはりこのままでは体力も落ちていきますし、なにより認知症が進んでいくことにかなりの危機を感じました。 グループホームはまだ7月からオープンで、信頼関係が築けていないからと始めの頃は思っていましたが、2ヶ月が経ちそうは言ってられません。 信頼関係・・・なかなか築けるものではありません。 しかし、関わらずには始まりません。 そう思い、私は最低でも1日2回の訪室&会話を出勤時には毎日繰り返しました。幸いなことに、その方の息子の妻(お嫁さん)様が私と同じ高校出身だったということで共通の話題を持つことが出来、それがいろんな話に発展しました。 そして昨日、私の退勤時に訪室した際、何気に散歩にお誘いしたところ「よし、行こう!」と快く応じてくださいました。 外に一歩出た瞬間の「おお」と感嘆し、笑われた顔・・・私が2ヵ月半グループホームで味わった中で一番の充実感でした。 私、思うのです。 私の場合、優しいだけでは介護はできません。私たちが工夫や努力をして、利用者やご家族の笑顔を導き出せたときの嬉しさ、充実感。それらがきっと、私が介護を続けられる理由だなーと。 5日連続勤務の終わりの出来事。今日はゆっくり休めそうです。 テニスは行けないので、お買い物とケアマネの勉強、夜は友達夫妻と食事です。よい一週間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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