カテゴリ:日常的雑感
久しぶりに間近で花火を見た。
出身地に程近い長岡の花火大会に行ってきた。 もちろん何度も観たことがあるが、久しぶりに見たせいか、以前のものより豪華で綺麗に見えた。 色数も豊富で、以前より華やかになっているし、技術的に高度になっていて、いろんな仕掛けや花火の散り方を楽しめた。 何より凄いと思ったのは、その轟音。 耳だけでなく、体全体に響く音と波動。 そして、かすかだが、火薬の臭いも漂ってきて、臨場感抜群だった。 やはり花火はテレビより生の方がはるかに迫力がある。 これなら、花火だけを観に行く価値は十分あると思った。 実際、昔は地元の人とその親戚や知り合いが主な観客だったが、いまでは、 花火見物のツアーもあり、花火大会がある日のJRの駅は、団体客でごったがえしていた。 何も考えず、ただ光の美を鑑賞し、音と波動を体感し、夏の夜の風と雰囲気を楽しむだけだが、理屈やテーマなど大脳新皮質を使うことがないので、純粋に感覚的に楽しめるのが花火のいいところだろう。 隅田川の花火大会のテレビ中継は何度か見ているが、実際に生で観ると、仕事とはいえ、俳優やタレントやアナウンサーなどの感想や解説は不要だと思ってしまうほどに、生の迫力と理屈抜きの美しさが、花火には秘められていると思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月05日 15時52分53秒
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