カテゴリ:寺社彫刻
去年今年愛宕神社の親子龍
今年の初詣は野田の愛宕神社、目抜きの龍は親子です彫工は花輪の石原常八主信。常八関係は親子の龍が多く、もしかしたら出生に秘密があるのかも・・・ これはお目出たい所で「獅子舞」子供達が三人(文政2年1824) こちらは少し離れた群馬の板倉雷電神社の獅子舞、子供達が四人に見えるでしょうが五人です。彫工はこちらも「常八主信」(天保6年1815) 今年は辰年という事で「玉巵弾琴(ぎょくしだんきん)」です。玉巵は「西王母の末娘で白竜にのり四海を周遊した」とか・・・因みに「西王母」とは西方にある崑崙山(こんろんさん)の天界を統べる母なる女王の尊称という事だそうです。 同じ雷電神社の「玉巵弾琴」です同じ彫工の作で10年位の違いですが、作品的には色彩がある方が綺麗で見場がいいでしょう、でも彫刻の作品を見ると色がない方か素敵でしょう。 この頃から色彩を付けずに彫刻の冴えを見せる技法が流行ってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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