カテゴリ:寺社彫刻
去年今年愛宕神社の親子龍
今年の初詣は野田の愛宕神社、目抜きの龍は親子です彫工は花輪の石原常八主信。常八関係は親子の龍が多く、もしかしたら出生に秘密があるのかも・・・ これはお目出たい所で「獅子舞」子供達が三人(文政2年1824) こちらは少し離れた群馬の板倉雷電神社の獅子舞、子供達が四人に見えるでしょうが五人です。彫工はこちらも「常八主信」(天保6年1815) 今年は辰年という事で「玉巵弾琴(ぎょくしだんきん)」です。玉巵は「西王母の末娘で白竜にのり四海を周遊した」とか・・・因みに「西王母」とは西方にある崑崙山(こんろんさん)の天界を統べる母なる女王の尊称という事だそうです。 同じ雷電神社の「玉巵弾琴」です同じ彫工の作で10年位の違いですが、作品的には色彩がある方が綺麗で見場がいいでしょう、でも彫刻の作品を見ると色がない方か素敵でしょう。 この頃から色彩を付けずに彫刻の冴えを見せる技法が流行ってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
今年は辰年ですよね。
逞しい、りりしい辰。 元旦から大変な災害が起き、この先が思いやれれますが、少しでも平和を感じられる年でありますように。 今年もよろしくお願いします。 (2024.01.12 08:12:31)
「やく」 さん おはようございます。
鯉が滝登りして龍になると思いますよね でも子供も産むんです。 常八主信(二代)は常八雅(トモ)(初代)の69歳の時の子になります。 初代が実の父である事は考えられませんが、養子として迎えたのではありません。 初代が亡くなった時8歳でしたが、二代目として後を継ぎました。 父がきちんといたのですが公然と公表できない訳があったものと思います。 二代を指導したのははっきり分かりませんが実の親ではなく別の人です 父親ははっきりわかっていたと思いますが分かれて暮らすようになります。 まるでドラマの様な人生を歩んだと思いますが父親と思われる人も。 親子龍を彫っています。 ドラマにでもしたいでしすよね。 (2024.01.12 11:42:43)
親子の龍が彫られているのですね!
「玉巵弾琴」極彩美しいですね 本庄市のかなさな神社で 美しい彫刻を撮っていたのを思い出しました 先日ちかくのだるま市で高崎絵とだるまをお迎えしました 明日書きます (2024.01.15 11:44:52)
笑子さん おはようございます。
金讃神社の本殿は 大工棟梁林兵庫正清と彫工石原吟八郎の 妻沼聖天堂の名コンビの作品です 素晴らしいですよね。 あの「玉巵弾琴」は吟八郎の系列の常八本信の作品です。 (2024.01.16 11:34:28)
コトタマノマナビ
(2024.01.17 20:47:52)
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