テーマ:暮らしを楽しむ(383738)
カテゴリ:日本の行事
「な~つ~も ち~かづく~ は~ちじゅう は~ちや~♪」
有名な『茶摘』という歌があります。 今日は、この歌の歌詞にもある八十八夜にあたります。 八十八夜は、日本の暦だけにある暦日で、立春(節分)から数えて八十八日目なので5月2日あたりになります。 八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。 また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど一般に農作業の目安とされています。 しかし「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、急に気温が下がって霜が降り、農作物や果樹に思いがけぬ被害を与えることを警戒したことばもあります。 今日は昨日と一転して肌寒いです。まさに暦通り、昔の日本人の季節感の鋭さが伺えます。 この八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。 日本の季節を存分に感じて、八十八夜に美味しい新茶でも頂いてみるのはいかがでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時32分13秒
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