テーマ:暮らしを楽しむ(383737)
カテゴリ:日本の行事
今日から6月です。蒸し暑い日が多くなりそうです。
そして衣替えの時期ですね。 この衣替えと言うのは、宮中の行事として始まり、昔は旧暦の4月1日と10月1日に行われていました。 それが江戸時代庶民の間でもひろがりを見せ、更にもう2回程衣服を替える回数が増え、年4回の衣替えを行うようになりました。当時の江戸っ子は、暦通りに衣替えをすることが粋と考え、例え多少暑かろうが、寒かろうが衣替えになったら一気に着物を替えてお洒落を楽しんでいたようです。衣替えをする為の服がない人たちは、冬に着ていた着物を質屋に入れて、預けてあった袷(あわせ・裏地付の着物)を取り出すといったような裏ワザを使っていたとか。 それから明治時代に入ると、現在と同じように6月1日と10月1日に会社等でも行われ定着しました。 神主も祭典の時に着用する服も、二通りあり、6月から9月は単、10月から5月までは袷を着るようにしています。 話しが変わりますが、6月のことを「水無月」と言いますよね。 水が無い月と書いて水無月。でも、特に水不足に困る時期でもないのに何故、水無月なのか? これは、水が無いということではないんです。この無は、「の」という意味の役割があるので、 水無月は、水の月というように解釈します。田に水を引く月であることから水無月と言われるようになりました。 中学時代に古典の授業で勉強したかもしれませんが、一応載せときます^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時31分52秒
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