カテゴリ:マンガ/アニメ
劇場版機動戦士ガンダム00を観てきました。
まず恐ろしい画質、作画、アクション。ロボットアニメ大好きな私には眼福でした。 ただ、内容については疑問符がつきます。ファンに勧めるかといえばなんとも言い難い違和感というか微妙さ。愉快痛快爽快スッキリというわけでもなく、劇場を出るとき自分の表情がこわばっていたことの印象が強いです。 たぶんしっかり完結はしていると思います。ただ、妙な不完全燃焼さが気分に張り付いて、それが消えません。 以下ネタバレありなので注意。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ じゃあ感想など。 アレルヤの作画が一部微妙なのを除いて、よく動くしポケモンショックが起きるんじゃないかというぐらいビカビカ光ります。ガンダムも結構動くと格好良くて、ギミックも面白い。 脚本も名台詞のオンパレードで、男子的にぐっと来る部分もいっぱいあって、演出も良かったと思います。 しかし、犬死にとしか思えないキャラの死が多く、それはそれでリアルなのですが納得行くかというと微妙。またクアンタの出番が本当に遅く、最後にちょっと出てきてたいしたアクションも無いままエンディング。ついでに言うとなぜかワープしたりとか、すでにモビルスーツの領域を超えています。 それと敵。「来るべき対話」の相手である宇宙生命体? が、悪意の無い『スタートレックのボーグ』みたいで、ガンダムっぽい部分をスポイルしているような気がします。また連邦で確認された最初のイノベイターと銘打って予告にばんばん顔出ししていた新キャラも、名前を覚える前に犬死に。CGIはすごかったけどなんか諸々噛み合っていないような気がします。 ガンダムで『インディペンデンスデイ』をやったらこんな感じかも。 あと最大のネタバレがエンディングロールにあって萎えた部分とか。あ、そうそう、古谷徹さんガンダム00出演おめでとうございます。実はアムロ・レイ以来のガンダム出演です。蒼月なんとかさんは『大型新人』でしたが、今回は出番ありませんでしたね。 とにかく「宇宙静物が攻めてきたから戦おう」みたいなノリに「トップをねらえ!」の雰囲気がいっぱいでした。あと冒頭に『ソレスタルビーイング』という劇中映画が出てくるのですが、これがとにかくガイナっぽいというかグレンラガンみたいなアニメ。 アクシズの尻が地球を背景に出てきたとき、「逆シャア」の予告でも始まったのかと思いました。なんかブーメラン投げてたし。 Blu-rayは買うと思うんですが……初回版とかこだわらなさそうな気がします。 試写会の感想が妙に固いのもうなずけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月20日 23時35分11秒
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