カテゴリ:マンガ/アニメ
![]() 片やタレント、片や声優。性別も年齢も、ありとあらゆるモノが違うのですが、この二人には芸能人として致命的かもしれない共通点があります。 『木村拓哉は何を演じても木村拓哉、釘宮理恵は何を演じても釘宮理恵』 この二人、およそ『芸幅』として番組に要求されるものが、ほとんど変わらないんですよね。 木村拓哉の演じる男性は、名前が違うだけで基本的に『C調なんだけど肝心な所で熱い人』。釘宮理恵は声優なので、画面に映るキャラの幅は性別年齢問わず幅広い『はず』なのに、オタクはキンキン声のツンデレロリキャラしか評価しようとしない。自分の場合釘宮さんで評価が高いのは、ハガレンのアルフォンス・エルリックやガンダム00のネーナ・トリニティといった、男や精神的に壊れている女性だったりします。つーか配役担当の「釘宮はとりあえずロリで使っとけ」みたいな動かし方は、求める人が多くてもプロデュースとしては間違いだと思います。 キムタクについては、こちらはもう実年齢や実外見があるので経年ごとにチクチク年齢を重ねて行くしかないですが(最近声優やったけど、スマン、下手だった)、視聴者の要求仕様ばかり気にしていると、結局大きな舞台に立ちにくくなります。中居さんは「私は貝になりたい」という映画で性格俳優の道を開いていますし、草なぎクンはすでに邦画の常連です。『日本沈没』の熱い演技は、正直意外でした。 キムタクもくぎゅううううも、私は嫌いではありません。むしろ好ましく思っています。でも『古代進なれなかったキムタク』と『ロリ以外見てもらえる様子がないくぎみー』を見るのは、正直残念というか。せっかくの、もう個人的には天与の才能レベルの実力を『発揮させてもらえない』というのは、この言葉が適切かどうか分かりませんが『ファンとして残念』でなりません。 このブログはよりアニメ・ゲームに近いので釘宮さんに重心を据えた書き方をしますが、私は『もっとすごい釘宮理恵』を見てみたいと思います。いや、あの人絶対ものすごい芸幅もっているよ、ほんと。
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