カテゴリ:マンガ/アニメ
やっとこガンダムエースを買ってきて、安彦良和版ガンダムの結末を見ました。
長い長いガンダムヒストリーの原点にして頂点。つーか10年かけて完結させたマンガとか他にどんなのあるだろう。さくっと思いつかないところが『格の違い』かもしれません。 ちなみに今月号からZガンダムのマンガが北爪さんの執筆で始まっているのですが、やはりマンガ家としての完成度の違いからいささか以上に見劣りします。つーか絵がどうしてもペラい。今時のデジタル世代の方々には申し訳ない表現ですが、アナログの表現力にはやはり底知れないものがあります。筆ペンで殴り書きに近い島本Gガンのほうが、一コマ一コマに刷り込まれる怨念や執念のようなものがものすごく宿っています。 つーか島本センセ、毎回あのページ量でいくのかよ。2ヶ月で単行本出るレベルの作業量になってるんだけど。 そんなわけで安彦オリジンを読んだ後いったん本を閉じて余韻に浸り、再読してみましたがあちこち作画ミスあるよね。ガンダムの壊れている部分が元に戻っていたり。まあ以前からザクIの両肩に突然丸いアーマーがくっついていたりとか、そういう作画ミスは結構あったので今更気にしませんが、1st世代にはちょっと以上に引っかかるミスもあったので文句言っている人は言っているかもしれません。 いずれにせよ、ちゃんと完結して良かった。安彦良和さんもいいかげんご高齢なので、さすがに10年かけて連載できるマンガはもうそんなに無いでしょう。今後毎月のエースの表紙はどうすんのかなーとか疑問はありますが、オリジンのアニメ化もきっちり決まりましたし、まだしばらくガンダムエースとはお付き合いしそうです。 ある意味伝説の『機動戦士ガンダム』を見た若い人は、オリジンをどう思うんでしょう? もちろん昔のDVDは絵で「無理」と見られなくなっている人がけっこう居るのですが、現在のUCも含めて『1stが分からないとけっこうどうにもならないコンテンツ』はめっぽう多いです。 とりあえずサンライズや創通にとっては、商売のネタが確固たる形になるので都合がいいでしょう。ただオリジンをアニメ化するとき、ファンはもう無差別に「全エピソードを網羅して!」という話を出してくるでしょうが、その辺はUCのように大なたふるってリビルドすべきだと思います。いや、なんつーか『一休さん』みたいに何年も同じアニメが放映された例はたくさんあるけどさ。でもこの辺きっちりまとめておかないと、『宇宙世紀』にかまけて色々な物がないがしろになりかねないので(ガンダムを増産しろという意味ではない)。 ともかく、安彦良和先生お疲れ様でした。島本先生、今月号の永井豪絵は抜群でした。そして北爪先生、絵じゃなくてもうちょっと『マンガ』を頑張って下さい。萌えハマーンは出来れば無しで。 さて、他のマンガをびっちり読むか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月27日 20時43分16秒
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