カテゴリ:マンガ/アニメ
よくお世話になっていたMF文庫Jのあるメディアファクトリーが、今日角川グループの子会社になりました。作家センセたちも知らなかったようで、Twitterとかではかなりネタとして遊ばれているようです。
ちなみにラノベの全体市場の9割を角川が占めることになるので、この独占もしくは寡占状況は、司法が入らない限り崩れることは無いでしょう。ちなみに日本ではMicrosoftが一応それに入るか入らないかというところです。競争意識だけは無くならないで欲しいなぁ。 ただここまで独占が広がると、レーベルによる差別化で得を出来る人も増えるのではないでしょうか。『電撃』では難しいけど『MF』なら、とか。知っている人は知っている話ですが、一次審査こと『下読み』のバイトをしている人はたいてい複数の編集部の下読みをしているので、横のつながりが広がればそれだけ機会も増えるでしょう。 MFの身売りは、株主的には好判断だと思います。今は間違い無くMF史上最大の絶頂期ですし、『僕は友達が少ない』のアニメの前評価がすごくて株価としてもかなり良い状態だったのではないでしょうか。角川は今なお死ぬほどコンテンツ不足ですし、角川グループなのにラノベは電撃が一番シェアがあります。角川の文芸部門はそうとう厳しそうです。 元MF株主であるリクルートとしても、角川としても、今回は表面上WIN-WINでいいんじゃないでしょうか。 問題は今後ですけどね。アニメ類の『角川商法』については、自分は本当に嫌がっている人間なので。これからアニメ化するMFのコンテンツを持っている作家さんは、本音では今回の事態をどうとらえているのでしょうねぇ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月12日 19時15分01秒
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