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2011年12月10日
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カテゴリ:マンガ/アニメ
 昨日の『天空の城ラピュタ』、ニコニコ動画が『バルス』で鯖落ちするなど『コマンドー』並のトラフィック状況だったようですが、ラピュタにもコマンドーにも共通した項目があります。

 悪役が異常に魅力的である。

 日本には『悪役商会』という俳優集団があって、画面上でほぼ悪役専門にしているプロ集団が居ます。青汁の「まずい、もういっぱい」の人がその代表。しかしながら彼らの求められるところバイオレンスがメインで、青少年の健全な育成な育成を気にする人々から「行動がいじめを連想させる」と企画が取りやめになるケースが何度かあり(一度や二度ではない)、個人的には『クタバレPTA』と思うことしきり。時代劇を『暴力的』と評して日本文化を潰しやがってこの自称文化人。

 おっと、本音と怨念が漏れてしまった。

 ともあれラピュタは、ムスカ大佐の悪役振りによって冒険活劇としての一種の完成を見ていると思います。兵隊や 波平 将軍たちの俗っぽい悪役振りもなかなかですが、ムスカ大佐は彼らを皆殺しにしてぶっちぎりの魔王化。あの並大抵じゃ無い部分あってこそエンタメとしての完成度が高いし評判も良いのではないでしょうか。

 コマンドーは迷言や名台詞、超展開の塊ですが、ラピュタは純粋にぱないと思います。で、やはり悪役が黒くてどぎついほど勝利のカタルシスはたまらないものがあるわけで。

 例えば『魔法少女まどか☆マギカ』も、インキュベーターという『新しいスタイルの悪役』の出現に依るところ大。世間の矢玉を恐れず突き進んだ上での成功であるのは前提で、そういうリスクを負わずに同じヒットを出そうとするのはどだい無理な話です。

 ラピュタにおける軍隊は『悪』でしたが、実は『邪悪』ではありません。悪を超える『邪悪』がムスカ大佐で、それを描けた時代のジブリを、私はただただ思い返すのみです。

 ハリウッドの俳優が時として『悪役』を望むのは、エンタメの真髄に近づく方法論として有効であることを、知悉しているからじゃないでしょうか。





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最終更新日  2011年12月10日 21時35分23秒
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