カテゴリ:マンガ/アニメ
ネットでものすごい再生数をたたき出しているアニメ『這い寄れ! ニャル子さん』。前のFLASHアニメの時に興味を引いて原作を読み、着実に文庫本がそろってきています。
が、このアニメ化、とりあえずセオリーを大胆に無視。 最近は『売れるコンテンツ』が深刻に不足していて、味の無くなったガムとかスゲー薄めるのでカルピスマンガ(アニメ)という言葉が出てくるぐらいの状況なのですが、とりあえずエピソードの消化速度が通常の三倍。例えば『涼宮ハルヒの憂鬱』や『とある魔術の禁書目録』は、とりあえず初刊は6話ぐらい使っていますし、その後も1巻あたりを3~5話で構成しています。 けど、『這い寄れ~』は1巻2話、2巻1話という超速度で原作を消化。現在6話ですがその段階でもう文庫本は既刊9巻の半分は消費しています。 まるでコンテンツのファイヤーセールです。終わった後には何も残らない。 個人的にはパロディ部分も含めてもっと観てみたい部分があるのですが、構成作家が「後のことはいい!」というロケット加速ぶりで、このままだと2期とか厳しそう。企画的に劇場版だって出来そうな売れ方なのに、マグネシウムとアルミニウムと酸化剤混ぜて火ぃ付けたような燃やし方。燃え尽きるまで止まりません的な勢いです。灰、残るかな。 もちろんノタクタずるずる引っ張られるよりは多分良いのですが、原作読んでいると『もっと銭儲け考えても良いのに』という気分になります。 『非常識』と題名を打ってますが、少なくとも今般のセオリーを大胆に無視しているのは確か。個人的に好きな作品なので、末広がりになってくれることを切に願います。 ところでルーヒーは俺の嫁な。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月21日 20時07分15秒
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